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神田川のフェンス(防護柵)について
■神田川のフェンス防護柵)について
朝晩通勤で、神田川沿いを歩いている時、不満に思うことがあります。それは、川沿いに設置されたフェンスが目障りなことです。写真で見ると、シンプルで良いデザインだと感じる人もあると思いますが、水面を見ようとしても見えにくい構造をしています。川に沿って歩いている時、視線を前方に置いて川の方に目をやっても、フェンスの格子が詰まっていて、水面に視線を落とすことができません。歩きながら前方の川面が見えたら良いのになと思うことしきりです。
桜の花の頃、川の水面に垂下する花枝を撮ろうとすると一苦労します。高すぎてフェンスの上からカメラを構えにくいのです。また、格子の間にレンズを突っ込んで構えても、フェンスの正面の川面しか画角に入れられません。格子の間隔が狭い上に格子の形状が奥行きのある扁平な板状になっているため、レンズを左右に振ることが出来ません。
面影橋、三島橋、中之橋、豊橋では欄干が比較的目障りでないため、多くの花見客が写真を撮っています。
■自らの意志で川に飛び込もうとする者は、フェンスが高くても乗り越えていくので、高いフェンスは費用がかかっても効果はありません。不注意で川縁に近づいた者でも、腰か胸の高さの桟に当たれば、注意が喚起され転落することを回避しようとするでしょう。
■個人の住宅のフェンスの役割の一つには、外部から家の中を覗きにくくしてプライバシーを守ることがあげられます。今の神田川のフェンスには不要な機能だと思います。
■神田川のフェンスの役割は、遊歩者の視界の妨げにならず、不注意で転落する者がでないようにすることだと思います。
■高戸橋から江戸川橋までの桜並木がある川沿いのフェンスの状況です。シンプルで良いデザインだと感じる人もあると思いますが、水面を見ようとしても見えにくい構造をしています。神田川がドブ川と言われたころには川を隠す役割を求められていたのかも知れません。
■フェンスが高すぎるため、川を見るために、皆さん伸び上がったり、地覆に足をかけなくてはなりません。
写真は駒塚橋の下流側の欄干ですが、川沿いのフェンスと同じ構造なので、高すぎる感じを示すためここで使いました。この場所からは関口芭蕉庵と椿山荘が見渡せるので、桜花の季節には記念撮影をする人たちで混み合います。
■駒塚橋の上流側の欄干の様子です。低くて太い水平の桟の上に2段の水平桟が増設されているようです。皆さん非常に難儀して覗き込んでいる様子が分かると思います。おそらく、川沿いのフェンスの高さに合わせて、わざわざ高さを建て増したようです。元の太い水平桟のままで安全性は十分だし、快適性は遙かに良かったと思います。
■江戸川橋の欄干の様子です。ここのフェンスのデザインは非常にオーソドックスですが、高すぎもせず、視界の妨げにならないので気に入っています。上の水平桟と中間の水平桟の間に格子が入っていないため、フェンスに向かって斜め方向の視界が確保されています。また、中間の桟と下の桟との間の縦格子は多少間隔が広く奥行き方向に厚さがない棒の形状をしているため左右の視界を妨げる割合が少ないようです。
■豊橋と中之橋の欄干の様子です。ちょうど良い高さなので落ち着いた雰囲気があります。
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