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神田川の鮎の写真
■2003年2月9日の産経新聞一面トップ記事は「ボラ神田川にも出現」でした。この年は、東京都心の立会川にボラが大群で現れて話題になっていました。
■2003年2月23日、駒塚橋のあたりでボラの群を撮影しました。
■大きなコイを見つけて慌てて方向転換するボラの群。
■コイを避けながら泳いでいるようでした。
ボラは出世魚として有名
ボラは成長に応じて呼び名が変わるので出世魚としてよく話題にされます。呼び方は地方によって様々なようですが、小さい方からオボコ、イナッコ、スバシリ、イナ、ボラ(30cm以上)、トド(50cm以上)のように呼ばれます。
とどの詰まり・・・
「結局のところ」、「物事の終わり」、「行き詰まり」といった意味で使われる「とどのつまり」の「とど」とは、海獣の「トド」ではなく、ボラの成長しきった時の呼び名の「トド」です。
■江戸っ子はイナセでなくっちゃ!!
江戸後期の日本橋の魚河岸の若者たちが結ったマゲは、それまでのマゲと比べて、イナの背のように少し扁平だったため「鯔背銀杏(イナセイチョウ)」と呼ばていました。魚河岸の若者たちの気風が、いきで勇み肌できっぷが良くさっぱりしていたことから、そのような気風を「イナセ」と呼ぶようになったそうです。「イナセな兄い」などと使わるようです。マゲのスタイルの呼び名が、ボラではなくイナ時代の形に由来するというのは、様々な食材の特徴を見極めて利用していたからこそ生まれる文化だと感心します。
■神田川の水質の改善の様子 → 「神田川の水質の変化
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