■青森県写真集■
青森県津軽地方の 『白神、深浦、大鰐 』 地域の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
   <青池> 青森県深浦町 JR五能線 2006年 5月 1日撮影
天気がよいので深浦町までドライブしましたが、夕日はもう一つでした。
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深浦町の海岸線を走るJR五能線を列車がやってきました。。
海に沈む夕日を見たかったのですが、この後、雲が厚くなってきました。田では田植えの準備が始まっていました。
   <青池> 青森県深浦町 十二湖 2006年 5月 1日撮影
天気がよいので深浦町までドライブしました。
夕日はもう一つでしたが、十二湖の「青池」を撮ってきました。。
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十二湖の「青池」です。陽が陰っていましたが、見ていると少しずつ色が変わるように感じました。
水面にさざ波が立ったりするので、色合いが変わります。。
樹木が沈んでいます。池の片側には歩道が整備されています。
   <ミニ白神> 青森県鰺ヶ沢町黒森地区 2006年 5月27日撮影
鰺ヶ沢町の海岸から車で30分くらい南に走ったところに「ミニ白神」というブナ林散策ゾーンがありました。
この散策ゾーンはきちんと管理されているため、「くろもり館」という案内所で住所氏名を記帳し、300円を払って入山許可書みたいな札を渡されます。コースは内回り1.1kmと外回り2.2kmの2つが整備されています。
「白神山地」として世界遺産に登録された地域はさらに20kmほど南ですが、ミニ白神も白神山地という山系に属しています。
パンフレットによると、「藩政時代には、田んぼの水を確保するために「禁伐林」として守られ、明治以降は、土地は国、生えている木は地元民という「官地民木」という形態で保護されてきた」そうです。このゾーンの面積は52haで樹齢200年を超えるブナもあるそうです。
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高い梢の新緑を見上げながら、ブナの幹の美しさに見入っていました。
ブナの幹は真っ直ぐなものが少なく、ムキムキとしたものが目に付きました。
青森では、新緑を春もみじと呼んでいます。
ホオノキでしょうか大きな葉が見えました。オオバキスミレが咲いていました。
下草にはヒトリシズカやシラネアオイがひっそりと咲いていました。
   <白神山地、ブナの森> 青森県西目屋村高倉森 2006年 7月22日撮影
白神山地を案内してもらえるというので、霧と雨のなかを西目屋村の高倉森(829m)に行って来ました。
霧の中の大きなブナの幹が荘厳でした。
白神の白い神に会ったような気がしました。
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雨の中、傘を差しかけてもらっての撮影でした。
幹を伝って雨水がしたたっています。。
大きなうろのある古木。
大きな直径の幹が隣り合って立っていました。
霧の中に。
下図の赤線が今回歩いたルートです。
津軽峠の駐車スペースに車を置いて稜線に沿って南下しました。
津軽峠には、真新しい駐車スペースとトイレが設置されていました。しかし、トイレには電気と水道がありませんでした。おそらく、糞便は汲み取って区域外に持ち出して処理し、照明によって夜間の生態系を混乱させないようにする配慮と受け止めました。

まず最初にブナの「マザーツリー」と命名されている樹齢300年の樹を見に行きました。
車いすでも行けるような程度に歩道が舗装されており、マザーツリーの根元にはウッドデッキが施され、幹に触れる人たちが根系を圧迫しないよう整備されていました。
歩道から離れて踏み分け道を高倉森に向かいました。
雨合羽を着て、雨があがることを期待して歩き始めましたが、やや雨足が強くなる傾向は変わりませんでした。
高倉森の稜線の西側は世界遺産地域のうちの「緩衝地域」とされています。緩衝地域とは、白神山地世界遺産地域管理計画において、「特にすぐれた植生を有し、また、人為の影響をほとんど受けていない核心的な地域(核心地域)の周辺部の緩衝帯としての役割を果たす地域」とされています。
緩衝地域であっても十分に自然の荘厳さを持っている地域でありました。

※この地図はハンディGPS「eTrexLegendC」で記録した位置情報を「カシミール3D」で描画したものです。
   <夕景> 青森県深浦町 2006年 8月27日撮影
漫然とドライブして秋田県境まで来てしまいました。
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チゴキ崎灯台と夕景。
ウェスパ椿山というリゾート施設の灯りが見えました。宇宙人の密かな基地のように見えていました。
   <青池> 青森県深浦町 2006年 8月27日撮影
十二湖の青池
5月1日に訪れた青池に再び行ってみました。池の周囲の緑が増え西日が池に射し込んで、全く違った青さが見られました。
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   <夕景> 青森県深浦町 2006年 8月27日撮影
漫然とドライブして秋田県境まで来てしまいました。
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チゴキ崎灯台と夕景。
ウェスパ椿山というリゾート施設の灯りが見えました。宇宙人の密かな基地のように見えていました。
<ハタハタ漁> 青森県鰺ヶ沢町 2006年 12月 15日撮影
神の魚「鰰」と書いてハタハタと読む。
秋田「しょっつる鍋」が有名だが、青森津軽半島の根元の鰺ヶ沢の海岸にも産卵のため押し寄せてくる。
今年は、12月8日頃から来ていると報道されはじめ、13日頃から大漁になってきたというので、15日に見に行った。
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一艘の船が日の出前にハタハタ漁から帰ってきた。
船の中はハタハタでいっぱい。

 
船からトロ箱に移す。

 
手際よく台の上で仕分けされていく。

 
網に絡めて獲る船もありました。
網からハタハタを外すのが大変。

 
防波堤の上に大勢の人が見えました。
大きなタモでハタハタを捕っていました。
防波堤の上では柄の長いタモを使ってハタハタを掬っていました。

 
防波堤の上でタモを使う人たちの目と鼻の先で、定置網からハタハタをどっさり水揚げしていました。
りんご豆知識
ハタハタは、ハタハタ科に属する冷水性の底棲魚類でウロコを持たない。
「神の魚」鰰、神魚、雷魚、神成魚、神鳴魚、波太多雷魚、霹靂魚、とカミナリと関係のある名前を持つ。

産卵期には秋田県全域と青森県深浦町、鰺ヶ沢町の水深2〜3mの沿岸海藻域に産卵する。
そのため、11月下旬頃から12月中旬頃、男鹿半島から青森県鰺ヶ沢の海岸に大挙して押し寄せる。
ホンダワラ、アカモク、オオバモクなどの褐藻類や漁網などのロープに卵を産み付ける。

産み付けられた卵塊を「ブリコ」と呼ぶ。
「ハタハタの子」であるのに「ブリの子」とはこれ如何に?
(1)海藻に固く産み付けられ、なかなかバラバラにならず、取れにくいことから「離れない子」→「不離子」→「ブリコ」
(2)卵粒を噛むと「ブリッ!ブリッ!」と鳴ることから「ブリッコ」→「ブリコ」
(3)昔、藩主がハタハタの卵の採取を禁じた時、漁師達が「鰤(ブリ)の子」であると、偽って称したことから「ブリコ」
(4)秋田県に漁業技術を伝えた越後や能登方面の漁師達の故郷では冬の雷鳴を「鰤(ブリ)おどし」と呼ぶため、ハタハタ漁中の雷鳴を聞いて「ブリ」と言ったことから「ブリコ」

普段は、島根県から青森県、青森県から宮城県の沿岸底引き漁業で獲られている。
産卵期には、沿岸域の小型定置網で大量に漁獲される。
<津軽西海岸点描> 青森県 2006年 12月 23日撮影
特別な思いを持たずに漫然とドライブして深浦町の海岸に行きました。
深浦町の旧岩崎村海岸を早朝からウロウロしていると、大型クラゲの傘が流れ着いていました。
青森県深浦町の海岸線には全く積雪がないのは意外でした。
夜明け前の岩木山はシルエットが見えていましたが、黎明とともに雲が覆い、雨が降り出しました。
旧岩崎村ガンガラ穴近くの象岩は見れば見るほど象に見えてきました。
時折、遠く日本海沖から雷鳴が重低音で響きわたってきた。神鳴魚、波太多雷魚、霹靂魚の名を持つハタハタは冬の雷鳴とともに産卵に押し寄せてくる。振り返ると白神山地に雪雲が低く絡みついていました。
ブリコを探して海岸を歩き回っていると、大型クラゲの傘を見つけました。大発生して、今年も青森までやって来ました。
<津軽点描> 青森県 2006年 12月 23日撮影
特別な思いを持たずに漫然とドライブして「津軽の奥座敷」大鰐と碇ヶ関まで足を伸ばしました。
鰺ヶ沢から弘前を抜け、秋田県境の矢立峠を越えてみました。長走風穴館がありましたが、冬ごもり中でした。雪の積もった歩道を歩くと、木に付いた溶けかけの雪片とボタン雪が落ちてきてビショビショになってしまった。少々暖冬傾向です。
大鰐の地域交流センター「鰐come」で、豆もやしソバを食べました。
大鰐温泉もやしは、江戸時代からの伝統もやし。豆もやしは細さとシャキシャキの歯ごたえが特徴。
大鰐町のシンボルは「ワニ」とスキーですか? 弘南鉄道「大鰐駅」とJR奥羽本線「大鰐温泉駅」が併設されていました。。
「津軽の奥座敷」大鰐温泉郷のさらに奥にある「碇ヶ関」。関所は厳重で厳しい仕置きで名を馳せたそうです。
ここにも良い温泉がありました。ボタン雪が冷たい露天風呂でしたが、独り占めは贅沢でした。関の湯。
<ブリコ> 青森県深浦町 2006年 12月 29日撮影
ハタハタが産卵のため深浦町の海岸に押し寄せてから初めて日本海が荒れました。
ハタハタが海藻に産み付けた卵塊ブリコが海岸に打ち上げられていました。
早朝、深浦町ガンガラ穴付近の海岸に再び行ってみました。
海は荒れて海は泡立っていました。
ようやくブリコ(ハタハタの卵塊)を見つけました。
海藻にたくさん産み付けられているブリコもありました。
<福寿草公園> 青森県深浦町 2007年 3月 11日撮影
深浦町の大間越では、青森県でもいち早く春を告げる福寿草が咲くと聞いた。
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深浦町大間越。
福寿草公園。
福寿草は深浦町の花。
ナニワズを見つけた。
<波浪> 青森県深浦町 2007年 3月 11日撮影
低気圧が通過して暖冬の東北に吹雪をもたらすというので、地吹雪の様子を撮りたいと思った。
日本海の波に洗われる五能線も見たいと思ったが、待ちかまえた場所は強風のため運休していた。
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いったん雪が消えていた里を吹雪が吹き渡る。青森市では2月25日以降積雪ゼロが続いていた。
日本海の波浪。
泡立つ日本海。
<白岩森林公園> 青森県平川市 2007年 3月 17日撮影
凝灰岩の肌色が雪と見紛うばかりの白さだという白岩森林公園に行ってみた。
真っ白な凝灰岩は雪に覆われてほとんど見えませんでしたが、片鱗をかいま見ることが出来ました。
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鹿児島のシラス台地のように崩れやすい岩の質なので、至る所で治山工事をしていました。
春の兆し。
<白神岳登山> 青森県深浦町 2007年 3月 31日、4月 1日撮影
世界自然遺産「白神山地」の西端にある白神岳1232mに登った。
大町桂月が「我一人立つ堅雪の山」と、春に表面が堅くなった雪山を歩くことを愛したように、現代の青森人も春山を楽しんでいる。
自然遺産核心地域の西の縁を成す稜線上に山小屋がある。
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徐々に雪が登山道を覆いはじめる。
新しく降った雪が枝に陰影を与える。
雪を溶かすブナの幹。
コケが付く幹。
ブナ帯。
ブナ。
樹。
稜線のブナ帯。
最後の急登。
ダケカンバと霧氷。
横倒しの樹。
頂上稜線の雪原。
氷雪の世界。
頂上の小屋。
酒盛り。
霧の樹林。
白い神に出会う場所。
樹幹。
白い神。
白い神が棲む。
樹幹。
<浄仙寺> 青森県黒石市黒森山 2007年 7月 15日撮影
八甲田山から黒石に向かって国道394号線を走っていると「花菖蒲」という看板に誘われて浄仙寺に行った。
樹木に囲まれた境内で明るい花園が広がっていました。
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花菖蒲の大ぶりの花が美しく咲き競っていました。
よく手入れされた山寺。
<大川原火流し> 青森県黒石市大川原 2007年 8月 16日撮影
「大川原火流し」は奇習、奇祭と呼ぶにふさわしい。
カヤとワラで作った舟を、舟子数名が曳きながら川を下る。
舟は、稲の早生(ワセ)、中生(ナカ)、晩生(オクテ)に見立てた3艘で、来年の豊凶を占う。
朝から各戸が集めたアシガヤとワラを使って舟を作る。
スゲ笠と野良着にすね当てをした舟子が早瀬や淵を懸命に舟を曳き、岸から村衆が笛太鼓と「ガンバレー」と声で励ます光景は、山奥の集落の厳しさと暖かさが交錯する。
■大川原集落は、南北朝時代に落人が移り住んだ集落だといわれている。この夜、自分で27代目だという住人と話をした。8月16日は後醍醐天皇の命日に当たり、650年以上にわたって絶えることなく火流しが行われているそうだ。灯火管制が厳しかった太平洋戦争中も中止しなかったとのことだ。
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大川原集落の上流端で早朝から舟作りに精を出していた。
テキパキと手が動いていく。
帆柱が自立した。
舟が完成。散らかったカヤ、ワラをかたづける者。舟子が曳く縄を取り付ける者。
ワラをあつかう手慣れた手。
完成して夜を待つ。
火流しの神事の前に、余ったワラ・カヤに火がつけられた。
火流しの前に川に入って水の感触を楽しむ。テレビの取材を受けていた。
スゲ笠と野良着姿の舟子のシルエットが物思いにふけるようだ。
神事。火流しを待つ人々。
舟に点火。
帆柱の先に火を受け、流れに曳き入れられる3艘の舟。
流れに入っていく舟と舟子。  (左の小さな写真にカーソルを置くと右の写真が入れ替わります。)




不如意な川の流れと川底のため悪戦苦闘している舟子たち。  (左の小さな写真にカーソルを置くと右の写真が入れ替わります。)




火を消さないよう悪戦苦闘する舟子たち。  (左の小さな写真にカーソルを置くと右の写真が入れ替わります。)




深みに足を取られて大変そう。橋の上から「ガンバレー」と黄色い声が飛ぶ。  (左の小さな写真にカーソルを置くと右の写真が入れ替わります。)




<タカヘグリ渓谷> 青森県西目屋村白神山地 2007年 8月 18日撮影
大川の青秋林道の終点から渓流に降りて流れを遡ってタカヘグリに至る。
タカヘグリは狭い廊下状の渓谷で両側は高い断崖のため、流水の中を胸まで浸かって歩く。
水に浸かって歩く時は、水底のゴロゴロとした岩塊を足先で確認しながら進んでいく必要があるため、地下足袋などを履いていく。
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両岸が迫り廊下のようだ。
川は真っ直ぐ下に掘り下がっていくのだろうか。
山の支度。
美しい水。
涼しい水。
タカヘグリはほとんど傾斜がない流れだったが、上流では急坂になり滝が見え始めた。
白神の深い森。
クサボタン。ツガルミセバヤ。
ツリガネニンジン。フキユキノシタ。
ジャコウソウ。ホツツジ。
<くろくまの滝> 青森県鰺ヶ沢町 2007年 10月 6日撮影
白神山地から流れ出る赤石川の支流に「くろくまの滝」がある。
白神山地世界遺産登録地から10kmほど下流に位置するが山深いことに変わりなく、一人で行くには躊躇する場所だった。
落差85mというくろくまの滝は、自らえぐってできた湾曲した空間の奥に白い姿で佇んでいた。
紅葉はまだだったが、菌類が旺盛な成長を見せていた。
第二の滝、第三の滝も見てきた。
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遊歩道の途中からかいま見えたくろくまの滝と第三の滝。
くろくまの滝。
くろくまの滝。
くろくまの滝。自ら削った湾曲した空間に佇む。
滝壺横で見るくろくまの滝。落下する水が連行する空気が冷たい。
くろくまの滝。滝から吹く風にしぶきが混ざる。
第二の滝。
第二の滝。
第二の滝。
山奥にある第二の滝。
旺盛な菌類。
第三の滝。
<白神山地・二ツ森> 青森県鰺ヶ沢町、秋田県藤里町 2007年 10月 14日撮影
秋田県八峰町から白神山地二ツ森自然観察教育林に行ってきた。
青森県深浦町から国道101号線を南下して、秋田県八峰町八森から林道青秋線で白神山地に向かう。
林道終点から県境沿い歩道を1kmほど歩いて二ツ森の頂上に立つ。
歩道から岩木山、頂上から白神岳、向白神岳が遠望できた。
周辺の紅葉も素晴らしかったが、途中のブナ林はササを下草として味わい深い風情を持っていた。
林道青秋線は白神山地を北上して青森県西目屋村に通じる計画であったが、県境で途絶えている。
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黄葉に埋まって歩く二ツ森歩道。
カエデ類が鮮やかな赤や黄を添える。
二ツ森山頂からの眺め。白神岳、向白神岳の稜線が遠望できる。
二ツ森山頂周辺の紅葉。
二ツ森歩道から遠望する岩木山。
ササを下草とした優美なブナ林。
下草のササと梢の黄色が美しいブナ林。
陽が射して輝くブナ林。
黒い幹と白い幹が印象的。
<千畳敷・塩見崎> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
穏やかな天気に誘われ、漫然とドライブして大戸瀬崎の千畳敷海岸と驫木(とどろき)の塩見崎に立ち寄った。
千畳敷は1792年寛政4年の地震で海底が隆起した地形で、藩主が畳を敷いて宴を催したことで名付けられた。
塩見崎の標高40mほどの高台から見渡す日本海はまさに塩見(汐見)に最適だ。
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千畳敷。道路から車で下りていける。
緑色凝灰岩(グリーンタフ)。
驫木(とどろき)の塩見崎から見渡す日本海。
広い平面の海蝕台が海面にシルエットを表している。驫木(とどろき)の塩見崎。
鮮やかな柱状節理の上はウミウの糞で白い。枯れ野に色を添えるツルウメモドキ。
<白神山地遠望> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
深浦町の日本海沿岸を走る国道101号線はかつての大間越街道をなぞって秋田市と青森市を結ぶ。
舮作から岩崎に向かって南下すると白神岳の白い姿が突然目の前に現れた。
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崩山の大崩。白神岳。沢辺付近より。
松神のガンガラ穴付近の海岸から見る白神岳。
<夕日・漁り火> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
舮作崎からウェスパ椿山の海岸線で日本海に沈む夕日を眺めた。
このあたりは青森県で一番西の端に位置する。
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夕日。
海岸の茅が優しい色合いをしていた。
沈む夕日を雲が演出する。
海面までまん丸とはいかなかった。
太陽に代わって漁り火が見えてきた。
水平線上の漁り火は海岸の水際からは見えない。
<雪下ろし> 青森県黒石市大川原 2008年 1月 19日撮影
夏に火流しを見た大川原集落を通ったところ、屋根の雪下ろしをしていた。  →2007年8月16日 大川原火流し
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バス停とカーブミラーも雪に埋まっていた。
この冬初めての雪下ろしだそうです。
雪の白さに映える蔵の色合い。
<雪の高照神社> 青森県弘前市高岡 2008年 2月 3日 撮影
高照神社は、津軽四代藩主信政を葬送するため、五代藩主信寿が正徳元年(1711年)に社殿を造営したのが始まり。
明治10年には、藩祖為信が合祀された。
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拝殿に向かって一本道が除雪されていた。雪の造形が面白い。
本殿は深い雪の中。
ペガサスのように雪をまとった馬像。津軽家の家紋は牡丹だった。
<結氷した乳穂ヶ滝> 青森県西目屋村 2008年 2月 3日撮影
昨年は見るのを楽しみにしていたが、暖冬のため結氷しなかった乳穂ヶ滝。
今年は見事な氷の柱になっていました。
道路に車を止めて直ぐにその勇姿が見え、思わず「オーー!!」と声が出てしまう。
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杉の幹と競う氷柱。
湾曲した天蓋から落ちてくる。
根元が立派。
前後左右、どこからでも見られるようになっている。
滝の真裏から上下に首を振って感心する。
氷の造形。
天の匠。
<雪の美山湖> 青森県西目屋村 2008年 2月 3日撮影
乳穂ヶ滝を見てから更に奥へ行くと真っ白な平面が現れた。
目屋ダムでできた美山湖は不思議な空間になっていた。
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割れることなく結氷しているような美山湖。
歩いて行けそうに見えるが止めておこう。
<乳穂ヶ滝ライトアップ> 青森県西目屋村 2008年 2月 16日撮影
西目屋村の乳穂ヶ滝がライトアップされているというので見てきた。
氷結した氷の柱もさることながら、天蓋のように張り出した地形が更に迫力を増していた。
この日は雪が降ったり青空が覗いたりで変化が激しい天候だったが、ライトアップと同時に月が見えた。
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周りが真っ暗になって、帰りながら振り返った。
天蓋のように張り出した岩盤が迫力を増してくる。
暗くなればなるほど氷柱が浮き上がってくる。
薄明の空が青い。
17時にライトが点灯された。
15:03 青空が見え太陽が射した。
14:58 雪が止んだ。
14:53 ますます大粒の雪が降ってきた。
14:46 大粒の雪で氷柱が霞む。
<乳穂ヶ滝> 青森県西目屋村 2008年 3月 22日撮影
氷結して見事な氷の柱になっていた乳穂ヶ滝のその後を見に行った。 →氷った乳穂ヶ滝  →氷柱ライトアップ
雪解け水が流下しているためか、予想外の量の水がほとばしっていた。
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意外な水量が落ちていた。
水流に陽光がそそいでいた。
<氷瀑> 青森県深浦町田野沢 JR五能線千畳敷駅前 2008年 2月 17日撮影
国道101号線と並行する五能線のプラットフォームに接するように切り立つ断崖からしみ出た水が凍って滝のようになっている。
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20〜30mありそうな断崖がつららで覆われている。
14:59 川部発 深浦行き普通列車がやって来た。
15:00千畳敷駅を出発する 川部発 深浦行き普通列車。ワンマン運転をしている。
氷瀑。
<水田風景> 青森県鰺ヶ沢町、深浦町 2008年 5月 10日撮影
西海岸の田んぼでは、代掻きが終わり田植えが始まっていた。
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赤石川沿いの田んぼ。
深浦付近の田んぼ。
<青池> 青森県深浦町 2008年 5月 16日撮影
久しぶりに西海岸の十二湖青池に行ってみた。
午後4時半を過ぎていたので、陽の陰りに先駆けて青池は深い色を湛えていた。
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青池。
深まる緑に包まれる青池。
ウッドテラスが整備されていた。
<落日・千畳敷> 青森県深浦町田野沢 2008年 5月 16日撮影
深浦町で日本海に沈む夕日を見た。
水平線に没するまで、太陽がクッキリ見えた。
夕焼けに染まる雲が無い落日はシンプルだった。
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快晴の空に太陽だけが浮かんでいる。
没する太陽。
<暗門の滝遊歩道> 青森県西目屋村 2008年 5月 17日撮影
暗門の滝に行こうと思ったが、土砂崩れ?による通行止めで、滝までは行けなかった。
替わりにブナ林散策道で春の花に出会った。
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森林浴。
大きな雪渓。
サンカヨウ。
クルマバソウとヒトリシズカ。
シラネアオイとキクザキイチゲ。
ニリンソウ。
<青荷渓谷> 青森県黒石市沖浦 2008年 10月 18日撮影
青荷川を遡って青荷温泉で湯につかれば気持ちが良いだろうということで挑戦した。
いくつか滝があるということだったが、一つ目の滝を見て引き返した。
看板にあるとおり、かつての歩道は崩れて沢屋でなければ遡行できない状態だった。
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青荷温泉さんが掲示した立て札。
わずかに残った歩道の痕跡を辿る。
大きく迂回して一つ目の滝に辿り着いた。
晴天続きだが水量豊。
深い渓谷の底に時折届く陽光。
<青荷温泉> 青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上 2008年 10月 18日撮影
ランプの宿として有名な青荷温泉に行ってみた。
秘湯中の秘湯というイメージから、薄暗く野趣溢れる空間を想像していたが、管理が行き届いた空間にホッとした。
人に向けなければ撮ってもよいということだったで、空いた時間に急いで写真を撮りました。
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国道102号から青荷温泉への道沿いにはたくさんのメッセージが立っている。 → 意味の試み ^^;  (写真をクリックしても大きくなりません)
眼下に青荷が見える。
ちょうど紅葉が青荷温泉まで降りてきていた。
よぐきたねし。
温泉の帳場。
ランプの宿。
ランプの管理。
露天風呂。
子宝の湯は樽。
滝見の湯。竜神の湯に替わって平成17年に出来たそうだ。
健六の湯。
<秋の太良峡> 秋田県藤里町 2008年 10月 22日撮影
ブナの原生林で有名な白神山地の南側に位置する秋田県藤里町の太良峡(だいらきょう)に行ってみた。
青森県西目屋村の美山湖から湯ノ沢沿いの道路を遡って、秋田県境の釣瓶落峠を越え藤里町に入った。
この道は一時閉鎖されていたが、今年の春から通れるようになった。
青森県側は砂利道であったが、秋田県に入ると狭いながらも小綺麗に舗装され道案内標識も頻繁に設置されていた。
自然を楽しむための施設が各所にあるようだが、今回は太良峡を歩いてみた。
太良峡は藤琴川が凝灰岩を浸食して独特の景観を呈していた。
太良峡の位牌岩と不動岩は、菅江真澄が書き残した絵図の中にがあるそうだ。
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位牌岩。これより上流側が犬戻し渓谷のようだ。
おう穴が連続して出来た狭い流路。
フランス語で「喉」という意味のゴルジュと呼ぶ人きもいるようだ。
落ちないように気をつけて鑑賞する。
今は水が流れていないおう穴が岩の上にあった。岩に登るための鉄製のハシゴが壊れていた。
<秋の釣瓶落峠> 青森県西目屋村、秋田県藤里町 2008年 10月 22日撮影
青森県と秋田県の県境にある釣瓶落峠(つるべおとしとうげ)に行ってきた。
青森県西目屋村の美山湖から湯ノ沢川を遡って釣瓶落峠に至る。
青森県から秋田県に釣瓶トンネルを抜けると右手に山岳景観が迫る。
青森県の山では針葉樹の緑がほとんど見あたらないのに対し、秋田県に入ると先の尖った円錐形の濃い緑の秋田杉の姿がたくさん見られるようになる。
同じ山地なのに、北と南で植相が大層変化している印象を受けた。
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釣瓶トンネルの秋田県側で見られる山岳景観。
秋田杉の尖った緑がアクセント。
釣瓶トンネルの青森県側ではほとんど杉が見られない。
青森県側の湯ノ沢川沿いの紅葉。
秋田県側の藤琴川沿いの紅葉。
<紅葉・浅瀬石川渓谷> 青森県平川市浅瀬石川 2008年 10月 25日撮影
毎週紅葉を期待して走り回っていると、期待を裏切る自然の所作に感動させられたり落胆したりする。
先週は何の変哲もない光景だったところが、紅葉によって目の覚める光景に変身ししている。
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浅瀬石川ダムの上流、浅瀬石川渓谷が紅葉の盛りだった。
国道102号と454号の分岐付近に巨大な岩塔がある。
岩塔の中段より上の方がちょうど良い紅葉になっていた。
十和田湖外輪山の滝ノ沢峠への路沿いでは高木は既に落葉し、低木が鮮やかな色を残していた。
高原開拓地善光寺平から十和田湖外輪山を遠望した。葉を落としたブナの間にカラマツの黄葉が姿を見せていた。
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