■青森県写真集■
青森県の 『稲作 』 『稲作風景 』 の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
   <田んぼアート> 青森県田舎館村 2006年 7月30日撮影
東北地方で初めて656枚のまとまった水田遺構が見つかった「垂柳遺跡」があることで有名な田舎館村で巨大な田んぼアートが見られるというので行って来ました。
朝からたくさんの人が訪れていました。クッキリ鮮やかに色が違っているのに驚きました。
実は、一昨日の夜、青森県の見どころの一つとして「田舎館村の田んぼアート」を挙げた居酒屋の女将に対して「インターネットで見られるから・・・」と言ってしまいました。なんたる軽薄・無神経かと、時間が経つほど恥ずかしさでいたたまれない思いに嘖まれています。罪滅ぼしというわけではないのですが、さっそく見てきました。インターネットの便利さと限界をわきまえられる人間であるよう肝に銘じております。
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田んぼに住んでるやんちゃ坊主たちといった風情に描かれています。
展望所から見て、全く違和感の無いよう描かれています。
平成7年に新築された田舎館村庁舎。左手前に田んぼアートがあります。
こんなに色の違う稲があることに驚きました。上の方がよく見かける色の稲(つがるロマン)です。
田舎館村の田んぼアートについて
「田舎館村むらおこし推進協議会」が平成5年から実施している「田植え体験ツアー」で描かれています。

平成5年〜平成13年まで、岩木山の絵と「稲文化のむら いなかだて」の文字を2,500平方メートルの水田に描く。
平成7年に高さ21メートルの天守閣(6階展望室)を持つ役場が完成し、田んぼアートを見る条件が整った。
平成14年岩木山と稲穂と月の絵と「稲文化のむら いなかだて」「つがるロマン」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。10回目を迎えた記念として、「千人の力で田んぼに巨大なアートを創ろう」と謳い、NHK衛星放送の番組「熱血!ふるさと対抗千人の力コンテスト」で放映され「インパクト賞」を受賞した。
平成15年、レオナルドダビンチの『モナリザ』の絵をと「稲文化のむら いなかだて」の文字を3,500平方メートルの水田に描く。
平成16年棟方志功の『羅ご羅の柵』と『山神妃の柵』の絵と「稲文化のむら いなかだて」「つがるロマン」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。
平成17年、東州齋写楽『2代大家鬼次の奴江戸平衛』と喜多川歌麿『歌撰考之部・深く忍恋』の浮世絵と「いなかだて つがるロマン」「思いやる心」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。
平成18年、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」絵と「いなかだて つがるロマン」「大切な い・の・ち」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。

役場の天守閣(展望室)は朝9時から午後4時半まで無料で開放されています。
<稲の稔り> 青森県津軽地方 2006年 9月24日撮影

秋の稔りを探して津軽平野をウロウロしました。
津軽平野ではやはり岩木山と黄金色の稲田が主役です。

24日は雲ひとつない快晴でした。
国道7号線を青森から弘前に向かっていましたが、浪岡を過ぎたあたりから岩木山が見え始めると、吸い寄せられるようにハンドルを切って稲田の中の道に入っていきました。
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稔った稲は本当に黄金色に輝いて見えました。
蓑を羽織った人が佇んでいるような「はさがけ」。
穂がたわわです。棒の上にはトンボ。
色づき始めたりんごも見えました。
稲穂とりんご。
山手のりんご園。鮮やかなピンク色です。
中村川でも稔りが。
<落日と稲> 青森県藤崎町中野目 2006年 9月24日撮影
秋の稔りを探して津軽平野をウロウロした帰り道、夕日が岩木山に隠れ始めました。
落日を背景にすると稲田が金色に輝きました。
この日は雲ひとつない快晴だったので、夕焼け空は見られないと諦めてましたが、足元の稲が輝いていました。
朝とは逆に国道7号線を弘前から青森に向かって走っていると、今朝国道を離れた場所と同じところでハンドルを切っていました。
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稔った稲は本当に黄金色に輝いて見えました。
蓑を羽織った人が並んでいるような「はさがけ」。
乱れなくたなびく怪しげな雲。
<雪の津軽平野> 青森県藤崎町 2007年 1月 13日撮影
束の間の晴れ間に雪の津軽平野が輝いた。
南のほう(左)から雪雲が迫ってきていました。
岩木山には雲がかかり頂が見えることはなかった。
<山間の水田> 青森県三戸町貝守 2007年 5月 19日撮影
馬淵川の支流、猿辺川沿いで水を張ったばかりの水田を見ました。
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山間の水田にしっかりした民家がありました。
山に埋もれる。
抜粋 <里山の巨樹・古木> 青森県東津軽郡 2007年 6月 9日撮影
青森市から陸奥湾沿いに北上し、蓬田、蟹田、平舘、今別を経て三厩に至る街道を松前街道と呼ぶ。
街道沿いには至る所に松が並び、往時に思いを馳せられる。
青森県林政課がまとめた里山の巨樹・古木マップにあった木を見てきた。
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大開沢の大銀杏の木(今別町大川平村元。500年)。
大開沢の大銀杏の木とJR津軽線。
<田んぼアート> 青森県田舎館村 2007年 9月 22日撮影
今年の田舎館村の田んぼアートは「黄稲」「紫稲」「つがるロマン」「紅都」の4種類の稲を使って描かれた。
測量描画技術と栽培技術は共に完成域に達している。
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田んぼ全面を使って描かれた葛飾北斎作「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴(赤富士)」。
道路の電柱が無くなっている!? → 昨年の写真
さりげない微妙な部分も描き込まれている。
<水田風景> 青森県鰺ヶ沢町、深浦町 2008年 5月 10日撮影
西海岸の田んぼでは、代掻きが終わり田植えが始まっていた。
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赤石川沿いの田んぼ。バックは岩木山。
深浦付近の田んぼ。バックは日本海。
抜粋 <岩木山> 青森県 2008年 5月 17日、18日撮影
17日から18日にかけて、岩木山を西から反時計回りで東へ巡った。
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西目屋村大秋開野から見た岩木山。
弘前市八幡平塚付近で見た岩木山。
抜粋 <岩木山夕景> 青森県藤崎町 2008年 9月 15日撮影
快晴の夕空に岩木山の稜線がクッキリと見えていたので、太陽が没した後の岩木山にレンズを向けてみた。
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稲穂の向こうに浮かぶ岩木山。
<稲田> 青森県青森市浪岡 2008年 9月 21日撮影
あと10日以内には刈り取られてしまう稲穂です。
りんごと稲穂のツーショットはなかなかうまく行きません。
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青森では急傾斜の棚田はありませんが、これでも1/20位の傾斜があります。
稲穂の横にりんごを見つけましたが、色づきはこれからでした。。
<青森の稲田> 青森県青森市夏井田 2008年 9月 28日 撮影
青森市近郊の田んぼでも稲刈りが始まっていた。
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刈り取りを待つ稲田。
刈り取りを待つ稲穂。
刈り取られた稲。「島立て」と呼ばれる乾燥方法。
畦に茄子とススキのオブジェ。
<稲干し・青森市桑原> 青森県青森市桑原 2008年 10月 2日撮影
青森市街地のすぐそばでも、刈り取った稲を干す姿が見られる。
市街地の東側に隣接する桑原地区では、青龍寺の五重塔や昭和大仏に見守られて、稲干しや脱穀する姿が見られた。
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架掛け(はさがけ)。棒掛け(ぼうがけ)。青森市桑原の田んぼからは岩木山が見える。
島立て(しまだて)の一種。青龍寺の五重塔が見えている。
棒掛け(ぼうがけ)。津軽地方では定番の稲干しスタイル。
昭和大仏さんが見下ろしていた。
<稲干し・青森市矢田> 青森県青森市矢田 2008年 10月 3日撮影
青森市の東部にそびえる東岳の麓でも秋の収穫が行われていた。
ここでの稲干しは棒掛け(ぼうがけ)だった。
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東岳の麓の田んぼ。
棒掛け。
棒の頂部が稲穂にくるまれて、動物の群れのように見える棒掛け。
棒掛けと架掛け(はさがけ)。
<三角乳穂・六戸町> 青森県六戸町 2008年 10月 4日撮影
六戸町が属する青森県南部地方では、三角乳穂(サンカクニオ)という稲干しスタイルが見られる。
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三角乳穂。
三角形の内側で穂が守られているようだ。
稲の束を手際よく立てていた。
三角乳穂の準備。
仲良しの犬と猫。
稲田と三角乳穂。
<刈り取りが済んだ朝靄の田・浪岡> 青森県青森市浪岡 2008年 10月 18日撮影
青荷に向かう途中で朝靄の風景に会った。
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刈り取りが済んで静かな田んぼ。
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