<田んぼアート> 青森県田舎館村 2006年 7月30日撮影
東北地方で初めて656枚のまとまった水田遺構が見つかった「垂柳遺跡」があることで有名な田舎館村で巨大な田んぼアートが見られるというので行って来ました。
朝からたくさんの人が訪れていました。クッキリ鮮やかに色が違っているのに驚きました。
実は、一昨日の夜、青森県の見どころの一つとして「田舎館村の田んぼアート」を挙げた居酒屋の女将に対して「インターネットで見られるから・・・」と言ってしまいました。なんたる軽薄・無神経かと、時間が経つほど恥ずかしさでいたたまれない思いに嘖まれています。罪滅ぼしというわけではないのですが、さっそく見てきました。インターネットの便利さと限界をわきまえられる人間であるよう肝に銘じております。
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田んぼに住んでるやんちゃ坊主たちといった風情に描かれています。
展望所から見て、全く違和感の無いよう描かれています。
平成7年に新築された田舎館村庁舎。左手前に田んぼアートがあります。
こんなに色の違う稲があることに驚きました。上の方がよく見かける色の稲(つがるロマン)です。
田舎館村の田んぼアートについて
「田舎館村むらおこし推進協議会」が平成5年から実施している「田植え体験ツアー」で描かれています。

平成5年〜平成13年まで、岩木山の絵と「稲文化のむら いなかだて」の文字を2,500平方メートルの水田に描く。
平成7年に高さ21メートルの天守閣(6階展望室)を持つ役場が完成し、田んぼアートを見る条件が整った。
平成14年岩木山と稲穂と月の絵と「稲文化のむら いなかだて」「つがるロマン」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。10回目を迎えた記念として、「千人の力で田んぼに巨大なアートを創ろう」と謳い、NHK衛星放送の番組「熱血!ふるさと対抗千人の力コンテスト」で放映され「インパクト賞」を受賞した。
平成15年、レオナルドダビンチの『モナリザ』の絵をと「稲文化のむら いなかだて」の文字を3,500平方メートルの水田に描く。
平成16年棟方志功の『羅ご羅の柵』と『山神妃の柵』の絵と「稲文化のむら いなかだて」「つがるロマン」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。
平成17年、東州齋写楽『2代大家鬼次の奴江戸平衛』と喜多川歌麿『歌撰考之部・深く忍恋』の浮世絵と「いなかだて つがるロマン」「思いやる心」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。
平成18年、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」絵と「いなかだて つがるロマン」「大切な い・の・ち」の文字を15,000平方メートルの水田に描く。

役場の天守閣(展望室)は朝9時から午後4時半まで無料で開放されています。
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