■青森県写真集■
青森県の 『紅葉、黄葉 』 の写真を集めたページです。
八甲田山、下北半島川内渓谷、十和田湖、白神山地、弘前城の紅葉は見事でした。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
<紅葉> 青森県八甲田山毛無岱 2006年10月 9日撮影
猛烈に発達した低気圧のお陰で、この三連休の外出はおじゃんかなと思っていたところ、最終日の9日は午後から晴れるという。
喜び勇んで、紅葉の八甲田酸ヶ湯に上がったところ、皆さん考えることが同じで、道路は大混雑。
普段は広いと思っていた駐車スペースから車が溢れていました。
駐車に手間取っている内にJRバスが出発してしまい、次のバスまで2時間という状況になってしまいました。
事前の目論見では、酸ヶ湯に車を置いて、JRバスでロープウェイ山麓駅に行き、山上駅まで登って、毛無岱を下ってくる計画でした。
やむを得ず、酸ヶ湯から歩いて毛無岱を往復することにしました。
登山道は良く整備されていて、心地よいハイキングになりました。
酸ヶ湯周辺を見渡して、時折陽が射す紅葉を眺めました。。
酸ヶ湯から登ること1時間足らずで、毛無岱の紅葉の真っ只中にいました。
この日の前半はなかなか陽射しがない薄暗い天候でした。。
毛無岱は平たい岩盤の上にできた草原といった感じでした。。
下毛無岱。
上毛無岱から上は紅葉しないアオモリトドマツが覆う針葉樹林帯でした。
下りの途中で振り返ると、低く山肌を這う暗い雲が引いていくところでした。低い雲のはるか上空に白い雲が現れてきました。
下る途中で見る下毛無岱は、陽が傾いて、登ってくる時とは全く違った輝きを放っていました。
毛無岱から岩木山が常に見えていました。
<黄葉、ブナ林散策> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
黄葉のブナ二次林を散策しました。
北八甲田の谷地温泉から蔦温泉に下る道沿いは樹齢のそろったブナの二次林が広がっています。
東北森林管理局の説明書きを引用しておきます。
「大正の末から昭和の初めにかけて、古くからあったブナ林は、放牧のため、日陰を造るのに必要な樹木を残してほとんど伐られました。その後六十年余りの間に、これら残された木の種から芽生えた樹木等により、再びこのようなブナ林(二次林)になったものです。」
夢中で写真を撮っていたら、いつの間にか帰る方向が分からなくなって、少々恐い思いをしました。
ブナ二次林の中は下草が少なく歩きやすい。
紅葉ではなく黄葉が似つかわしい。
二次林の母樹となった老木が苔むして朽ちていました。
二次林の母樹たち。
たくましく大きな母樹。
母樹の周りに大きさの揃った樹が一定の距離をおいて取り巻いています。
人家に近い里地の雑木林のような光景でした。
落ち葉、ブナの実、キノコ、芽生えたブナの黄葉。
<紅葉の山> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
朝9時を過ぎると車は渋滞するというので、夜明け前に家を出て、すいれん沼に向かいました。
ちょうど日の出の時に到着したのですが、既に沼を見る場所にはレンズ一本挿入できそうにありませんでした。
周りの下草には白く霜がついて別世界。
朝日が昇るにつれて、溶けた霜が水滴となって紅葉を叩き、カサカサと落葉を促していました。
朝日が射し始めたすいれん沼。カメラマンが一杯。
笹や草には霜がついて白くなっていました。
朝日が当たると雫に変わっていきます。
葉を縁取る霜。
朝陽を浴びて輝く。
朝日が斜面を斜めに横切る。
田代牧場越しに見る北八甲田連峰。
<ブナ林、輝く> 青森県八甲田山 2006年 10月21日撮影
北八甲田連峰の田代平の黄葉が美しい。
午後から下北半島縫道石山方面に行く予定だったので、早朝の八甲田山を満喫した。
黄色の葉が陽光を浴びると、林内が燃え上がっているようで、瞳をめぐらせると目眩を覚えた。
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輝く黄葉が自動車道路に迫ってくる。
林内で見上げる。
赤い紅葉は希少。
燃え上がる。
燃え上がり黄色を謳歌するブナ。
若木も古木も。
幹にも燃え移りそう。
田代平のススキが白く輝いていた。
強い風に流れる雲間から射す陽光が移っていく。
いい空気といい水。
<縫道石山> 青森県佐井村 下北半島 2006年 10月22日撮影
下北半島のマサカリの刃に当たる部分に縫道石山がある。
川内湖のほうから行くと特異な岩体が周囲から隔絶されてニョキッと突っ立っている。

火道と呼ばれるマグマが上昇する時に通った経路が突っ立って露出している状態の岩山で、「火山岩頚(volcanic neck)」とも呼ぶようだ。
標高は626mで、さほど高くはないが、北方系の植物が自生しているらしい。
特に、地衣類の「オオウラヒダイワタケ」は氷河時代の植物で「生きた化石」と言われている。
ミネヤナギ、ミヤマザクラ、ホザキナナカマド、コメツヅジ、ミヤマダイコンソウ、イワキンバイなどの群落は特殊植物群落として国の天然記念物に指定されている。
佐井村福浦から流石川沿いの林道を行くと、縫道石山の岩体に紅葉が美しい。
登山道からはなかなか全体が見えない。
縫道石山の頂上にて。
頂上の様子。オオウラヒダイワタケがあった。
頂上直下の登り道はヒバが生えていた。
ヒバの枝ぶりは個性的だ。
登り道はなかなか眺望がきかない。
隣の大作山の紅葉。
岩山に近づくにつれて倒木が多くなる。
すそ野には立派なブナの林がありました。
ブナの巨木たち。
<紅葉、奥入瀬渓流> 青森県十和田市 2006年 10月28日撮影
青森に来て7ヶ月の間、行こう行こうと思っていた奥入瀬渓流。とうとう行ってきました。
豊かな水量で転石や倒木を縫って流れ落ちる渓流は変化に富んで見飽きない。
南国土佐出身の大町桂月(おおまちけいげつ)は、「住まば日の本、遊ばば十和田、歩きゃ奥入瀬三里半」と軽妙に自然を遊び賞賛した。
奥入瀬川が発する十和田湖子ノ口から下流の14kmほどの区間は、流れ込む沢の流域が小さいうえ、大雨が降っても巨大な十和田湖がため込んでくれるので増水することがほとんどないため、豊かな流量の割には苔むした転石が穏やかな景観を作っている。
当日は曇りで陽は射さなかったので鮮やかな紅葉というわけにはいかなかった。
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銚子大滝。
流れに棹差す倒木。
急流。
樹間を流れる。
流れ込む小滝も多い。
橙に白の飛沫が映える。
豪快に流れ落ちる。
真っ赤なカエデを見つけました。
<紅葉、十和田湖> 青森県十和田市 2006年 10月28日撮影
連日、テレビで紅葉前線が取り上げられるなかで、必ずと言っていいほど十和田湖が紹介される。青森に居て行かないわけには行きません。
今日は、黒石から国道102号線を通って滝ノ沢峠から御鼻部山展望台に向かったが、御鼻部山は雲の中だった。
子ノ口から瞰湖台に向かい、夜明け前に瞰湖台に到着。満天の星に雲が広がり始めていた。
6時過ぎ、瞰湖台から湖に向かっていると、ほぼ真後ろから陽が射してきた。すると、湖の向こう側の雲がうっすらとピンク色に。
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瞰湖台に着いた時は星空が広がっていました。
瞰湖台の対岸と雲に朝日が当たり始めました。うっすらとピンク色になった雲が湖面に映っています。
瞰湖台の真下が美しい色づきであることに気づきました。
御倉半島に朝日が射します。
湖面に一際映えるカエデを見つけました。
御倉山の節理を見ようと湖岸に降りていきました。
ちらほら陽が射して輝いていました。
陽が射す帯が移ろいで行きます。
これが緑だったとは想像しがたい朱色。
オレンジの紅葉の一団に陽が射す。
白い岩肌と白い倒木。
<紅葉、蔦沼> 青森県十和田市 2006年 10月29日撮影
蔦沼の紅葉が朝のNHKで報じられていたので、行ってきました。
午前9時の蔦沼は、カメラマンたちが引き上げた後で、女性2人が静かに佇んでいるだけでした。
澄んだ空気の気持ちの良い秋の散策となりました。
十和田湖と奥入瀬渓流の素晴らしさを日本中に知らしめた大町桂月(おおまちけいげつ)は、本籍を青森県上北郡法奥沢村大字奥瀬字蔦野湯五番地に移し、旅を重ねた紀行作家として客死することなく、本籍地の蔦で息を引き取った。
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早朝のカメラの放列が引き上げた蔦沼は静けさを取り戻していました。
明るい湖岸の黄葉。
林床のシダの緑が目を引きます。
明るく爽やかなブナの黄葉。
カエデ類の紅葉が彩りを添えています。
春はミズバショウが咲いていた湿地でコマユミが赤く色づいていました。
水面に落ちた葉は生き生きとして見えます。
蔦沼から連なる小さな沼。
<渓谷> 青森県むつ市川内川渓谷 2006年 11月 3日撮影
陽が射し始めたころ、川内川渓谷に到着。
ほとんど落葉して明るい林に、カエデ類が所々色を添えていた。
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川内川渓谷には小さな橋が架けられ、渓谷を上から見ることができる。
あじさい橋、下戸ヶ淵橋、それぞれ下流側を見る。
渓谷に微かに彩りが。
一際艶やかなカエデ発見。
あすなろ橋を右岸側に渡り、張出歩道を経て広葉樹の原生林を散策。
落ち葉。
<下北内陸> 青森県佐井村野平 2006年 11月 3日撮影
川内川上流の野平から仏ヶ浦向かった。
縫道石山を遠望し、針葉樹と落葉樹の混交林では、カエデとツタが一段と艶やかだった。
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かわうち湖。
縫道石山遠望。
色づく一隅。
アンジュレーション。
孤高の楓。
宙に蔦。
<紅葉、弘前城> 青森県弘前市 2006年 11月 11日撮影
雨でしたが、傘をさして弘前城公園を散歩した。
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弘前城東内門。紅色に染まる空間があった。

 
赤から黄色に変わる空間があった。

 

桜の葉は本当にいい色をしている。

 

 
散らずに頑張る紅葉が天守に彩りを添えていた。

 

 
天守の小窓越し。

 
石垣。

 
くどいほどの紅さ。

 
京風。

 
桜のトンネル。

 
桜の樹体。

 
イチョウの巨樹。

 
モミジと カエデ
モミジ:古代語で、ベニバナ(紅花)をもんで色を出すことを”揉出(もみづ)”と言っていたことから、秋に草木が黄色や赤色に変わる様子を”もみづ”と表現するようになり、秋に目立って色を変えるカエデの仲間を”モミジ”と呼ぶようになったものだという。
カエデ:葉が手の平のように切れ込んだ形状の樹木を、カエル(蛙or蝦)の手に似ていることから”カエルデ”と呼んでいたものが変化して”カエデ”となったという。
園芸:植木業界では、イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジを”モミジ”と呼び、他のものは”カエデ”と呼ぶようだ。
学術的:一般にカエデやモミジと呼ばれるものはカエデ科に属している。カエデ科イロハカエデ節の中に、オオモミジ、ヤマモミジ、イロハカエデなどが属しており、タカオモミジはイロハカエデの俗称または地方名。
見た目:モミジの名のつく種類には葉の鋭く深裂したものが多い(イロハモミジ、ヤマモミジなど)。カエデの名がつく種類には、分裂の浅いものや、楕円形のものが多い(イタヤカエデ、ウリカエデ、ヒトツバカエデなど)。
:紅葉、黄葉の表記でモミジと読ませる。ワープロでカエデを漢字変換すると”楓”となるが、マンサク科に楓(フウ)という樹がある。カエデの正しい漢名は”槭樹”だそうだ。
 ■青森県写真集■
<紅葉・睡蓮沼> 青森県十和田市八甲田山 2007年 10月 10日撮影
今年は長引いた猛暑や害虫の発生で今年の紅葉は芳しくないと言われている。
しかし、この時期を逃して紅葉は見られないので、半日休みを取って八甲田を眺めてきた。
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睡蓮沼。雲の切れ間からようやく陽が射した。
睡蓮沼。紅葉が輝く。
南八甲田方面の黄葉。
傘松峠。
カエデとオオカメノキの紅葉。
ミズナラの紅葉とドングリ。
<白神山地・二ツ森> 青森県鰺ヶ沢町、秋田県藤里町 2007年 10月 14日撮影
秋田県八峰町から白神山地二ツ森自然観察教育林に行ってきた。
青森県深浦町から国道101号線を南下して、秋田県八峰町八森から林道青秋線で白神山地に向かう。
林道終点から県境沿い歩道を1kmほど歩いて二ツ森の頂上に立つ。
歩道から岩木山、頂上から白神岳、向白神岳が遠望できた。
周辺の紅葉も素晴らしかったが、途中のブナ林はササを下草として味わい深い風情を持っていた。
林道青秋線は白神山地を北上して青森県西目屋村に通じる計画であったが、県境で途絶えている。
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黄葉に埋まって歩く二ツ森歩道。
カエデ類が鮮やかな赤や黄を添える。
二ツ森山頂からの眺め。白神岳、向白神岳の稜線が遠望できる。
二ツ森山頂周辺の紅葉。
二ツ森歩道から遠望する岩木山。
ササを下草とした優美なブナ林。
下草のササと梢の黄色が美しいブナ林。
陽が射して輝くブナ林。
黒い幹と白い幹が印象的。
<黄葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 20日撮影
八甲田山の上から雲がなくなることがない。
土日は、なかなか陽光を浴びて光り輝く黄葉にお目にかかれない。
山は明らかに黄葉最盛期なので、雲の切れ間から射す陽光を追った。
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地獄沼。ほんの数分間だけ陽が射した。車を道ばたに止めてカメラを抱えて走り出す。
萱野高原。前嶽の山腹が紅葉している。
萱野高原。前嶽が陰ると手前の高原に陽が射す。
八甲田ロープウェー。陽が射していないので紅葉は陰っている。
<紅葉・黄葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
八甲田山を走る国道103号線沿いでドライバーの目を奪う紅葉・黄葉を撮った。
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ブナが支配する森だが、ドライバーの視線には下草の紅葉が目に入る。
カエデやツタウルシの紅葉。
ブナの下草の紅葉がカラフルだ。
陽が射すと輝く。
国道103号線から見上げる黄葉。
<城ヶ倉大橋・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
城ヶ倉渓谷が黄葉の真っ盛りだった。
カラッと晴れ渡らない週末が続くが、午後3時過ぎにようやく快晴になった。
城ヶ倉大橋では、大型観光バスは徐行して高い位置から見える黄葉を堪能する。
乗用車の人たちは思わず停車して歩いて黄葉を味わうが、冷たい強風が吹き抜ける橋の上は冬の防寒着が必要だ。
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橋より上流右岸に陽が当たっているが、谷底は影となっていた。
城ヶ倉大橋の影が映る。
城ヶ倉大橋。
城ヶ倉大橋の下流側。
城ヶ倉大橋の上流側。遊覧ヘリが飛んでいた。
城ヶ倉渓谷。
城ヶ倉大橋のほぼ真下をのぞく。
谷底。
<紅葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 25日撮影
行く秋の紅葉を惜しんで八甲田を歩いた。
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ダケカンバの黄とカエデの朱。
ブナの黄。
ブナの若木の黄。
ブナとミズナラの黄。
ブナの二次林。
ブナの二次林。
石倉岳。
<紅葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田 2007年 10月 25日撮影
地獄沼に来た時、ちょうど西日が当たっていた。
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21日には雪を被っていた大岳はすっかり裸になっていた。
西日を浴びて輝く。
<紅葉・薬研渓谷> 青森県むつ市大畑 2007年 10月 28日撮影
薬研渓谷はカエデの紅葉の真っ最中。
「かっぱの湯」「夫婦かっぱの湯」の写真を撮りたかったが、湯浴み客が居たので諦めた。
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低い薄雲が朝陽と共に晴れようとする頃、渓谷に着いた。大きなカエデの紅葉に迎えられた。
奥薬研「夫婦かっぱの湯」は大畑川に流れ落ちている。
車道のすぐ脇にある竜神の湯。内風呂が露出してしまったかのような湯船に驚く。
日差しに艶やかさが際立つカエデ。
橋から見下ろす大畑川。
乙女橋。
薬研渓谷。
<紅葉・蔦沼> 青森県十和田市蔦温泉 2007年 10月 31日撮影
ようやく紅葉の盛りに快晴の朝日が射し込む瞬間が見られると、勇んで出かけました。
蔦沼のビューポイントにはカメラの三脚が列をなしていました。
幸い、テレビカメラの横にわずかなスペースがあったので、三脚を据えて朝日の到来を待ちました。
テレビカメラマンと暫し歓談するに、「一週間前に蔦温泉近くの紅葉はもう一歩だと思っていたが、今日は既に大量の落葉が沼に浮かんでいる。紅葉の最盛期と朝日が射し込む天候とが一致するタイミングに出会うことは大変難しい。朝日が射せば、V字型に明るい部分が広がって行き素晴らしいですよ。」とのことでした。
赤倉岳が薄赤くなり始めると、カメラマン達の談笑の声が止み、シャッターの音が連続して響き始めた。
V字のスペクタクルが終わるころ、早々と撤収するカメラマンが居り、シャッターチャンスが終わったことを教えられた。
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蔦沼に陽が射す前。
陽が昇るにつれ、影が細くなっていく。
影が二つに分かれた。
影が徐々に消えていく。
樹の幹が白く輝く。
黄葉。
赤倉岳。
<紅葉・奥入瀬渓谷> 青森県十和田市 2007年 10月 31日撮影
紅葉の盛り、大型観光バスが列をなしてたくさんの観光客を吐き出していた。
会話を聞いていると、韓国、中国の言葉が聞こえてくる。
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柱状節理の屏風岩。
意外と激流。
カエデの紅葉。
下草と落ち葉。
コマユミの実。
木漏れ日が射す。
シダの緑。
黄葉。
緩やかな流れにトクサ。
撮影ポイント。
観光客。
<紅葉・十和田湖> 青森県十和田市 2007年 10月 31日撮影
十和田湖畔の休屋から遊覧船に乗ってみた。
湖上から見る中山半島、御倉半島、外輪山の景観は思いもよらない景観だった。
中山半島は柱状節理の湖岸崖に松やカエデが配され、人間が作った箱庭のような景観だった。
御倉半島や外輪山の湖岸崖は高く一挙に湖に没する壮烈さが、中山半島の景観と対照的だった。
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桟橋の先に2艘の双胴船が停まっていた。一艘は子ノ口ま行き、もう一艘は中湖を周回して戻る船。
周回コースに出発。
松とカエデの紅葉。
中山半島に沿って走る。
柱状節理が鮮やか。
植木職人が剪定したかのような松の枝ぶり。
御倉半島の御倉山。
御倉山は一挙に湖に落ち込んでいる。
瞰湖台と発荷峠展望台。
<カラマツの黄葉> 青森県青森市八甲田 2007年 11月 17日撮影
カエデ類を除く広葉樹が葉を落としてしまったなか、針葉樹のカラマツの黄葉が美しい。
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カラマツの黄葉と八甲田山の前嶽と田茂萢岳。
カラマツの黄葉。
北八甲田連峰とカラマツの黄葉。
カラマツの黄葉。
 ■青森県写真集■
<黄葉期待の八甲田山> 青森県青森市八甲田山 2008年 10月 3日撮影
テレビでは地獄沼での紅葉を早くも報じている。
萱野高原と八甲田放牧場から北八甲田の峰々を見た。
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萱野高原から見た北八甲田連峰。
八甲田放牧場から見た北八甲田。
<紅葉期待の十和田湖> 青森県平川市 2008年 10月 5日撮影
黒石市から国道102号を走って十和田湖へ抜けてみた。
森全体の紅葉にはやや早かった。
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国道102号線の平川市切明付近のブナはまだ緑だった。
イタドリやツタウルシが色づいていた。
御鼻部山展望台。
秋田県小坂町の十和田湖岸。カツラが黄色くなり始めていた。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 10日撮影
青森から三沢に行くとき北八甲田を通っていった。
日差しがなかったので、やや暗めの景色だった。
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地獄沼。
睡蓮沼。
紅葉。
<紅葉・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市城ヶ倉大橋 2008年 10月 10日撮影
122m下の渓谷を覗き込んだ。
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城ヶ倉渓谷の上流に北八甲田大岳が見えていた。
魚が棲まないという酸性水の渓流。
最深部は122m。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 12日撮影
ようやく日差しに輝く紅葉と出会った。
北八甲田のホテル城ヶ倉から酸ヶ湯のホテル八甲田までは紅葉狩りの車が数珠繋ぎでした。
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北八甲田の大岳を見上げる酸ヶ湯駐車場。
大岳と硫黄岳。アオモリトドマツの濃い緑と紅葉とのコントラストが美しい。
地獄沼。
赤黄緑。
<紅葉の北八甲田連峰> 青森県青森市田代平 2008年 10月 13日撮影
東八甲田の田代平を通って赤沼に向かう途中で朝日を受ける北八甲田連峰を眺めた。
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北八甲田の赤倉岳、井戸岳の山塊。
田代平のススキ原。雛岳と高田大岳。
田代牧場越しに見る雛岳。
雛岳の山腹。
国道394号を谷地温泉に向かう途中に黒森が見える。
国道394号を谷地温泉に下る途中で南八甲田の乗鞍岳、櫛ヶ峰が見えた。
<神々しい黄葉のブナの森> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
私はブナの森で見上げるのが好きだ。
美しい肌の幹と天を覆うブナの葉から漏れる陽光・・・・本当に神々しくも感じられる。
国道103号の仙人橋から赤沼に至る道は大きなブナが多い森だった。
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太いブナの幹がスッくと立っている。
ブナの幹の肌合い。
枝振り、幹振り、宜し。
太い木が林立する。
彩り。
様々な表情の林内。
厚い植物相の森。
林床の木々。
<紅葉の赤沼・南八甲田> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
南八甲田の赤倉岳に抱かれる赤沼の紅葉を見に行った。
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カメラマンたちの時間帯。
ファミリーの時間帯。
鮮やかな色彩の赤沼:別名「瑠璃湖」。
赤倉岳と赤沼。
紅葉の山肌。
出てきた風で小さな波が立つ。
<青荷温泉> 青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上 2008年 10月 18日撮影
ランプの宿として有名な青荷温泉に行ってみた。
秘湯中の秘湯というイメージから、薄暗く野趣溢れる空間を想像していたが、管理が行き届いた空間にホッとした。
人に向けなければ撮ってもよいということだったで、空いた時間に急いで写真を撮りました。
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国道102号から青荷温泉への道沿いにはたくさんのメッセージが立っている。 → 意味の試み ^^;  (写真をクリックしても大きくなりません)
眼下に青荷が見える。
ちょうど紅葉が青荷温泉まで降りてきていた。
よぐきたねし。
温泉の帳場。
ランプの宿。
ランプの管理。
露天風呂。
子宝の湯は樽。
滝見の湯。竜神の湯に替わって平成17年に出来たそうだ。
健六の湯。
<秋の太良峡> 秋田県藤里町 2008年 10月 22日撮影
ブナの原生林で有名な白神山地の南側に位置する秋田県藤里町の太良峡(だいらきょう)に行ってみた。
青森県西目屋村の美山湖から湯ノ沢沿いの道路を遡って、秋田県境の釣瓶落峠を越え藤里町に入った。
この道は一時閉鎖されていたが、今年の春から通れるようになった。
青森県側は砂利道であったが、秋田県に入ると狭いながらも小綺麗に舗装され道案内標識も頻繁に設置されていた。
自然を楽しむための施設が各所にあるようだが、今回は太良峡を歩いてみた。
太良峡は藤琴川が凝灰岩を浸食して独特の景観を呈していた。
太良峡の位牌岩と不動岩は、菅江真澄が書き残した絵図の中にがあるそうだ。
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位牌岩。これより上流側が犬戻し渓谷のようだ。
おう穴が連続して出来た狭い流路。
フランス語で「喉」という意味のゴルジュと呼ぶ人きもいるようだ。
落ちないように気をつけて鑑賞する。
今は水が流れていないおう穴が岩の上にあった。岩に登るための鉄製のハシゴが壊れていた。
<秋の釣瓶落峠> 青森県西目屋村、秋田県藤里町 2008年 10月 22日撮影
青森県と秋田県の県境にある釣瓶落峠(つるべおとしとうげ)に行ってきた。
青森県西目屋村の美山湖から湯ノ沢川を遡って釣瓶落峠に至る。
青森県から秋田県に釣瓶トンネルを抜けると右手に山岳景観が迫る。
青森県の山では針葉樹の緑がほとんど見あたらないのに対し、秋田県に入ると先の尖った円錐形の濃い緑の秋田杉の姿がたくさん見られるようになる。
同じ山地なのに、北と南で植相が大層変化している印象を受けた。
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釣瓶トンネルの秋田県側で見られる山岳景観。
秋田杉の尖った緑がアクセント。
釣瓶トンネルの青森県側ではほとんど杉が見られない。
青森県側の湯ノ沢川沿いの紅葉。
秋田県側の藤琴川沿いの紅葉。
<十和田湖> 秋田県小坂町 2008年 10月 25日撮影
十和田湖は紅葉の盛りをほぼ終えようとしていた。
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十和田プリンスホテル近くの桟橋。
紫明亭展望台より。
中山半島を遠望。
十和田湖西湖。
<紅葉・浅瀬石川渓谷> 青森県平川市浅瀬石川 2008年 10月 25日撮影
毎週紅葉を期待して走り回っていると、期待を裏切る自然の所作に感動させられたり落胆したりする。
先週は何の変哲もない光景だったところが、紅葉によって目の覚める光景に変身ししている。
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浅瀬石川ダムの上流、浅瀬石川渓谷が紅葉の盛りだった。
国道102号と454号の分岐付近に巨大な岩塔がある。
岩塔の中段より上の方がちょうど良い紅葉になっていた。
十和田湖外輪山の滝ノ沢峠への路沿いでは高木は既に落葉し、低木が鮮やかな色を残していた。
高原開拓地善光寺平から十和田湖外輪山を遠望した。葉を落としたブナの間にカラマツの黄葉が姿を見せていた。
<薬研渓谷遊歩道> 青森県むつ市 2008年 11月 2日撮影
カッパの湯のある辺りは紅葉も盛りを過ぎようとしていた。
大畑ヒバ施業実験林の中に森林鉄道の軌道跡を利用した遊歩道があった。
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カッパの湯と夫婦カッパの湯。
森林鉄道軌道跡を歩く遊歩道。
大畑ヒバ施業実験林。
乙女橋付近の左岸側。
大滝付近。
大滝。この対岸の岩の中を森林鉄道トンネルがくり抜かれている。
<川内川渓谷> 青森県むつ市 2008年 11月 3日撮影
川内川渓谷の紅葉が見頃だった。
時折雨がパラつくが一瞬の陽光も差すややこしい天候であった。
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川内川渓谷遊歩道では赤系統の紅葉が多く混じる。
落ち葉が散り敷く遊歩道。
張り出し歩道。
鶺鴒橋(セキレイ橋)から。
大滝。
森の中に八ツ橋が現れた。
<紅葉・弘前公園> 青森県弘前市 2008年 11月 16日撮影
弘前は、晩秋もサクラだった。
弘前公園に踏み込んで紅葉したサクラの落ち葉にびっくりした。
もちろんモミジの紅葉も素晴らしいが、春の一時期に2百万人以上の花見客を集めるサクラの紅葉が素晴らしい。
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お堀を見る限り落葉してしまってダメかなと思った。
サクラの落ち葉が美しい。
サクラのトンネルも落ち葉の絨毯。
根上がりイチョウ。イチョウとサクラの落ち葉が競い合っている。
根上がりイチョウの黄葉。
モミジの紅葉は真っ赤だ。
色んな色の紅葉。
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