■青森県写真集■
青森県の 『 八甲田山 』 の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
   <八甲田山> 青森県青森市 八甲田連峰 2006年 4月15日撮影
土曜日は「晴れ」ということなので、1日だけレンタカーを借りて八甲田山に行ってみました。
別のページに新緑のブナ林の写真を掲載しています。
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八甲田山はいくつかの峰を総称して八甲田山と呼ばれています。どの峰も優美な裾を引く成層型火山です。
標高が上がるとアオモリトドマツが映えています。
除雪で切り立った雪壁の間をドライブしました。よく見ると、スキーのシュプールが見えました。
一際美しい樹皮のダケカンバ(岳樺)がありました。
一際美しい樹皮のダケカンバ(岳樺)がありました。
八甲田山の雪から掘り出されたばかりのような「酸ヶ湯」温泉。
 <春もみじ・新緑> 青森県十和田市八甲田連峰 2006年 6月 3日撮影
青森の春は一挙にやって来る。青森の人たちが口をそろえて自慢する「春もみじ」だ。
青森市内から八甲田の山並みが見える。毎日刻々と色合いが変化していく芽吹きのさまを見ていると、休日が待ち遠しい。
八甲田の周回道路から樹林に踏み込むと、ブナの高い梢の新緑に陽が阻まれて意外と暗い。
今日は快晴であったが、絞るとシャッター速度は1秒程度になる。
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特異な形をした木が目に飛び込んできた。
周りの木の姿形とあまりにも違っている。
美しくすらりと伸びたブナの木々。
優しい肌合いの幹。
陽が傾いた頃、ようやく幹に陽が差す。。
長時間露出に挑戦してみました。
林床に柔らかな緑がありました。
ミズバショウの葉が柔らかな風情を作っていました。
雪解け最前線はまるで氷河の先端のようです。
   <田代平湿原> 青森県青森市 2006年 6月17日、18日撮影
北八甲田の北東の裾に広がる田代平湿原に行って来ました。200万年前はカルデラ湖だったと説明書きにあります。
今日は、ちょうどワタスゲの穂が一杯でした。薄いオレンジ色のレンゲツツジも所々に咲いていました。
先週行った標高20mのベンセ湿原はニッコウキスゲ満開、海抜560mの田代平湿原はワタスゲが見頃。
案内板には、田代平湿原の花期として、レンゲツツジ6月、ヒメシャクナゲ6〜7月、モウセンゴケ6〜8月、ニッコウキスゲ7〜8月、ワタスゲは果期5〜8月、と記されていました。
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湿原へは木場道が通じています。最初にモウセンゴケを見つけました。
強引にパノラマ写真にしてみました。湿原の雰囲気を感じてください。
ワタスゲの綿毛は花ではなく種に付いた毛だそうです。
ワタスゲはなんとはなしの清涼感がありました。
雛岳、高田大岳、大岳。
ワタスゲは一面に見られましたが、レンゲツツジは所々に見られました。
レンゲツツジは一番上の花びらに模様がありました。
<紅葉> 青森県八甲田山毛無岱 2006年10月 9日撮影
猛烈に発達した低気圧のお陰で、この三連休の外出はおじゃんかなと思っていたところ、最終日の9日は午後から晴れるという。
喜び勇んで、紅葉の八甲田酸ヶ湯に上がったところ、皆さん考えることが同じで、道路は大混雑。
普段は広いと思っていた駐車スペースから車が溢れていました。
駐車に手間取っている内にJRバスが出発してしまい、次のバスまで2時間という状況になってしまいました。
事前の目論見では、酸ヶ湯に車を置いて、JRバスでロープウェイ山麓駅に行き、山上駅まで登って、毛無岱を下ってくる計画でした。
やむを得ず、酸ヶ湯から歩いて毛無岱を往復することにしました。
登山道は良く整備されていて、心地よいハイキングになりました。
酸ヶ湯周辺を見渡して、時折陽が射す紅葉を眺めました。。
酸ヶ湯から登ること1時間足らずで、毛無岱の紅葉の真っ只中にいました。
この日の前半はなかなか陽射しがない薄暗い天候でした。。
毛無岱は平たい岩盤の上にできた草原といった感じでした。。
下毛無岱。
上毛無岱から上は紅葉しないアオモリトドマツが覆う針葉樹林帯でした。
上毛無岱から大岳ヒュッテに向かいました。
下りの途中で振り返ると、低く山肌を這う暗い雲が引いていくところでした。低い雲のはるか上空に白い雲が現れてきました。
下る途中で見る下毛無岱は、陽が傾いて、登ってくる時とは全く違った輝きを放っていました。
<岩木山遠望> 青森県八甲田山毛無岱 2006年10月 9日撮影
毛無岱に上がると遠くに岩木山が優美なシルエットを見せていました。
登山道は良く整備されていて、心地よいハイキングになりました。
毛無岱から岩木山が常に見えていました。
アオモリクロマツを通した岩木山遠望。。
八甲田山からの眺めの中に浮かび上がる岩木山。
<黄葉、ブナ林散策> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
黄葉のブナ二次林を散策しました。
北八甲田の谷地温泉から蔦温泉に下る道沿いは樹齢のそろったブナの二次林が広がっています。
東北森林管理局の説明書きを引用しておきます。
「大正の末から昭和の初めにかけて、古くからあったブナ林は、放牧のため、日陰を造るのに必要な樹木を残してほとんど伐られました。その後六十年余りの間に、これら残された木の種から芽生えた樹木等により、再びこのようなブナ林(二次林)になったものです。」
夢中で写真を撮っていたら、いつの間にか帰る方向が分からなくなって、少々恐い思いをしました。
ブナ二次林の中は下草が少なく歩きやすい。
紅葉ではなく黄葉が似つかわしい。
二次林の母樹となった老木が苔むして朽ちていました。
二次林の母樹たち。
たくましく大きな母樹。
母樹の周りに大きさの揃った樹が一定の距離をおいて取り巻いています。
人家に近い里地の雑木林のような光景でした。
落ち葉、ブナの実、キノコ、芽生えたブナの黄葉。
<紅葉の山> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
朝9時を過ぎると車は渋滞するというので、夜明け前に家を出て、すいれん沼に向かいました。
ちょうど日の出の時に到着したのですが、既に沼を見る場所にはレンズ一本挿入できそうにありませんでした。
周りの下草には白く霜がついて別世界。
朝日が昇るにつれて、溶けた霜が水滴となって紅葉を叩き、カサカサと落葉を促していました。
朝日が射し始めたすいれん沼。カメラマンが一杯。
笹や草には霜がついて白くなっていました。
朝日が当たると雫に変わっていきます。
葉を縁取る霜。
朝陽を浴びて輝く。
朝日が斜面を斜めに横切る。
田代牧場越しに見る北八甲田連峰。
<ブナ林、輝く> 青森県八甲田山 2006年 10月21日撮影
北八甲田連峰の田代平の黄葉が美しい。
午後から下北半島縫道石山方面に行く予定だったので、早朝の八甲田山を満喫した。
黄色の葉が陽光を浴びると、林内が燃え上がっているようで、瞳をめぐらせると目眩を覚えた。
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輝く黄葉が自動車道路に迫ってくる。
林内で見上げる。
赤い紅葉は希少。
燃え上がる。
燃え上がり黄色を謳歌するブナ。
若木も古木も。
幹にも燃え移りそう。
田代平のススキが白く輝いていた。
強い風に流れる雲間から射す陽光が移っていく。
いい空気といい水。
<八甲田山、雪> 青森県 2006年 11月 19日撮影
初冠雪から初めて(?)の快晴の日曜だった。
十和田市から見ると、八甲田山以外の山は無いかのように、スッキリした山容を見せていた。
真っ向から太陽を浴びた八甲田山には、様々な艶が浮き上がっていた。
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十和田市から見た八甲田山。
睡蓮沼。
大岳。
硫黄岳。
ブナ林。
影。
地獄沼。
<八甲田> 青森県青森市 2006年 12月 12日撮影
今日は午後から休みを取って八甲田に上がってみた。
珍しく快晴で、順番に頂が夕陽に染まっていった。
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傾きかけた日射しを受けて清々しい峰々。

 
大岳を背景にした酸ヶ湯温泉。
斜光を浴びて輝く峰々。地獄沼。

 
斜光を浴びて輝く峰々。
午後3時半から40分の間に青白から不思議な色に変化していきました。

 
午後3時半から40分の間に青白から不思議な色に変化していきました。

 
酸ヶ湯上の駐車場は雪の下です。
夕照で艶を深める大岳。

 
酸ヶ湯上の駐車場は雪の下です。
<樹氷・八甲田山> 青森県青森市 2007年 1月 20日撮影
八甲田山のモンスターと呼ばれる樹氷。毎年、大寒の前後に最も発達するとのこと。
1月20日は大寒だったので、樹氷を見るために八甲田ロープーウェーで山頂に上がってみた。
あいにく、山頂は吹雪いていた。気温マイナス10℃、風速14m/秒。カメラのシャッターが切れなくなった。
ロープウェー山麓駅への道は、ミズナラに着雪した雪の回廊。
ロープウェー山頂駅。
山頂の樹木はすべて樹氷。
樹氷は風上に向かって成長している。
山頂駅の外は白一色。
ほとんどの人はスキーやボードで下っていったが、普段着の観光客はゴンドラで往復。
気温マイナス10℃、風速14m/秒と表示。
<樹氷・八甲田山> 青森県青森市 2007年 1月29日撮影
気温が高いため樹氷が消え始めていると聞き、晴れ間を見て八甲田に行ってきました。
既に、直射日光を受ける面からアオモリトドマツが顔を出していました。
雲が流れて陽光が移動する雄大な景観を堪能してきました。
27日は湿った雪が降り青森県南部地方で雪害がありましたが、28日から29日にかけては降雪がなかったため、八甲田の雪は固く締まって長靴でも沈み込むことなく歩けました。
この日は、陽が傾くにつれてガスが晴れ、樹氷の影と雲の影によって陰影が強くなるほどアトラクティブな様相となりました。
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陽光の下で見る樹氷は輝き目が眩みました。
眩しい世界ではカメラの液晶が見えません。
とにかく美しい。
アオモリトドマツが見えていました。
地表も負けじと美しい。
雪の下はどうなっているのでしょう。
ガスのかかる中をボーダーが行きました。
光のスポットが動いていきます。
光芒。
光筋。
溶け始めた樹氷。
顔を出すアオモリトドマツ。
ガスとともに光芒も移動する。
ガスが去って赤倉岳、大岳が姿を現す。
静かに影を曳く樹氷。
赤倉岳、硫黄岳、大岳が見えてきた。
強い光に峰が輝いた。
スキーヤー天国。
スキーする人、見る人。
雲か樹氷か。
全体に陽が当たると山は小さく見える。
まだまだ健在な樹氷たち。
陰影で艶を増す山肌。
影が魅力を増幅する。
光と陰。
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<霧の高原> 青森県青森市萱野高原 2007年 4月 21日撮影
毎週土日にカラッと晴れる日が少ない。
うまくいけば夕日が顔を出してくれるかと淡い期待を胸に萱野高原に向かった。
残念ながら、高原は雲の中であったが、流れる霧となって静かな世界に浸ることができた。
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濃い霧の中を歩くと方向感覚を失う。
堅雪の上は長靴で歩ける。
カラマツの樹林。
毎年、積雪に痛められながらも生きている。
自動車道からいつも見える樹。
「長生きの茶」も営業再開していた。
<北八甲田> 青森県青森市田代牧場 2007年 4月 29日撮影
堅雪になった田代牧場を歩いた。
雪が解けて藪が茂ると入り込めないところへ行ってみた。
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湧水で地面が顔を出しミズバショウが咲いていた。
山歩きの人が「湧き壷」と呼ぶグダリ沼。
幅広い水面となって流れていく。
雪が解けると踏み込めない場所。
<雪に耐えたダケカンバ> 青森県青森市八甲田山 2007年 5月 12日撮影
青森市街から八甲田山の銅像茶屋に車で駆け上がるとダケカンバの木肌に目を奪われる。
車を降りて林に入ってみて驚いた。雪に覆われていた幹の樹皮がささくれ立っていた。
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ささくれて痛々しい。
折れた枝が落ちていないところはない。
ブナの幹は無傷のようだ。
安定して落ち着いた枝ぶり。
<雪解けとブナの芽吹き> 青森県青森市八甲田山 2007年 5月 19日撮影
八甲田山のブナの二次林で淡い芽吹きが始まっていた。
脱ぎ捨てられた冬芽の殻が雪面に散らばっていた。
雨で樹幹が黒く締まりのある景観だった。
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黒々とした雨を吸った幹に誘われた。
残雪の林内はうっすら湯気が立っているよう。
<ミネザクラ> 青森県青森市八甲田山 2007年 5月 26日撮影
八甲田山ではミネザクラが満開だ。
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ミネザクラ。豪華さはないが爽やかだ。
ミネザクラ。遠目では目立たない。
ミネザクラ。華奢な枝ぶり。
田代牧場に一株のミネザクラが咲いていた。
<早春の湿原> 青森県青森市八甲田山田代平 2007年 5月 26日撮影
ワタスゲの白い綿毛姿は果実だと聞いたので、ワタスゲの花を見たいと思った。
チングルマとショウジョウバカマも咲いていた。
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一見、何も咲いていないような湿原。
チングルマは真っ直ぐ太陽に向かって開いているようだ。
ワタスゲ。目立たない花。
ショウジョウバカマ。枯れたカヤの間から花だけ突き出しているように咲く。
<緑> 青森県青森市北八甲田連峰 2007年 5月 26日撮影
新緑で八甲田山が清々しい。
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萱野高原から見る八甲田山。
黒森の新緑。
<サンカヨウ、シラネアオイ> 青森県青森市八甲田山 2007年 6月 3日撮影
八甲田ロープウェーの山麓駅付近でサンカヨウとシラネアオイが満開だと聞いて行って来た。
念願のサンカヨウを堪能できた。
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サンカヨウとロープウェー。
サンカヨウ。
シラネアオイとロープウェー。
シラネアオイ。
エゾノリュウキンカ。
タムシバ。
<毛無岱> 青森県青森市八甲田山 2007年 6月 10日撮影
朝、青森市街は濃霧。霧の田代湿原も良いだろうと八甲田に上がってみたら濃霧は雲海となって下界を覆っていた。
少し上から雲海を眺めるため酸ヶ湯から毛無岱に登ってみた。
迫力ある雲海は見られなかったが、可憐な花が咲いていた。
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下毛無岱。
ヒナザクラ。
ミツバオウレン。チングルマ。
ショウジョウバカマ。ミズバショウ。
<赤倉岳、井戸岳> 青森県青森市北八甲田連峰 2007年 6月 16日撮影
北八甲田連峰の赤倉岳と井戸岳の山頂でお花畑に出会った。
八甲田ロープウェー9:00発のゴンドラに乗って山頂駅に着いた時は赤倉岳井戸岳の峰々は雲の中であった。
赤倉岳山頂に着いた時、大きな雪渓がうっすらと足下に広がり、その先端を霧の中に溶け込ませていた。
頂上の稜線ではイワカガミ、チングルマ、ミヤマキンバイなど可憐な花が岩にしがみついて小さな群落を作っていた。
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赤倉岳。
井戸岳。
井戸岳のイワウメ。
イワカガミ。
イワカガミとミヤマキンバイ。
ミヤマキンバイ。
イワウメ。
イワウメ。
イワウメ。ミヤマキンバイ。
コメバツガザクラ。
ツバメオモト。
オオシラビソ(アオモリトドマツ)。ハイマツ。
ミツバオウレン。
タケシマラン。
クロウスゴ。 コヨウラクツツジ。
ミヤマツボスミレ。イワナシ。
ショウジョウバカマ。
ミヤマクロスゲ。アズマギク。
<田代平湿原> 青森県青森市田代平 2007年 6月 18日撮影
田代平湿原に連日大勢の人が訪れていると報道されているので、夜明け頃に行ってみた。
ワタスゲの果穂にレンゲツツジが色を添えていた。
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陽が昇り始めた湿原は朝靄とクモの糸と夜露で輝いていた。
湿原の所々にレンゲツツジが咲いている。
糸と夜露が目を惹く。
ワタスゲの果穂。
白いワタスゲ。
湿原の縁近くにレンゲツツジが多く見られる。
モウセンゴケ。
ヒメシャクナゲ。チングルマの果穂。
コバイケイソウ。
<田代平湿原> 青森県青森市田代平 2007年 6月 23日撮影
もう一度ワタスゲを見ようと思って田代平に行ってみたら、ニッコウキスゲが咲き始めていた。
ニッコウキスゲ。
ニッコウキスゲとレンゲツツジ。
ワタスゲ。
モウセンゴケ。
<田代平> 青森県青森市 2007年 7月 1日撮影
雨だったけど田代平に行ってきた。
雨雲が流れる湿原で、ニッコウキスゲとトキソウが咲いていた。
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ニッコウキスゲと八甲田山。
雲間から一瞬の日差しに輝く。
トキソウ。
キンコウカ。シロバナニガナ。
<大岳> 青森県青森市八甲田 2007年 7月 8日撮影
北八甲田の大岳に登ってきた。
チングルマの風に揺られる果穂が印象的だった。
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大岳避難小屋から大岳への登坂。
大岳頂上から高田大岳を臨む。
南八甲田連峰の眺望。仙人岱近くから大岳を振り仰ぐ。
チングルマ。
チングルマの大群落。
残雪。
ヨツバシオガマ。イワカガミ。
ヨツバシオガマとミヤマオダマキ。
ミヤマキンポウゲ。
チングルマ。ヒナザクラ。
ウマスギゴケの胞子嚢。ホソバイワベンケイ。
ブタナ。
<夏雲> 青森県青森市北八甲田連峰 2007年 7月 9日撮影
八甲田山の夏雲を見た。
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城ヶ倉大橋。田代牧場。
睡蓮沼。
田代平湿原。ヒツジグサの池。
田代平湿原。キンコウカ。
<東八甲田の花> 青森県青森市 2007年 7月 14日撮影
台風4号の影響だろうか、八甲田山の西側は快晴だが、東側にはヤマセが押し寄せて深い霧雨になっている。
肌寒い霧雨の中、田代牧場近辺を歩いてみた。
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ヤナギランの大群落。
水滴をまとって可憐。
ジギタリス。
タチギボウシ。
牧場の中の湿地。
イヌコリヤナギ。
エゾアジサイ。
エゾアジサイ。
<キンコウカ> 青森県青森市八甲田・田代平湿原 2007年 7月 24日撮影
田代平湿原で朝陽が差す様子を味わった。
青森での日の出の時刻は4:25とのことだった。出勤前の至福の時間だ。
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4:36 朝陽が届く直前の湿原は静かだ。
4:57 湿原のわずかな起伏の夜露が輝きだした。
キンコウカは花穂の下から順番に開花していく。 5:19と5:21。
朝陽を浴びてキンコウカの花穂や草先が輝く。 5:23と5:24。
湿原の主役はキンコウカ。 5:31と5:36。
<夜明け> 青森県青森市北八甲田山 2007年 7月 28日撮影
萱野高原と睡蓮沼で、気持ちのよい黎明の空を味わった。
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4:27 4:38 萱野高原の夜明けの空。
5:03 5:06 睡蓮沼の夜明けの空。
5:17 睡蓮沼に朝陽が差す。 6:05 八甲田の牧場にて。
<セミの羽化> 青森県青森市八甲田山 2007年 7月 28日撮影
早朝、北八甲田周回道路を走っていると、ワ〜ンワ〜ンと頭の中全体が蹂躙されるようなセミの大合唱に出くわした。
停車し林内を歩いてみると木の幹や葉にセミの抜け殻がたくさん残されていた。
セミの姿を探して一本一本の木を見上げていて、腰くらいの高さのところで羽化を終えようとしている幼虫を見つけてギョッとした。
殻から抜け出してしばらくして羽根が伸びきった頃、コエゾゼミは幹を登って行って見えなくなった。
 「コエゾゼミ」としましたが、確信はありません。
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7:38 まだ胴体が殻の中にある。
7:42 7:47 抜け出して殻につかまっている。羽根が大変小さい。
7:53 7:55 羽根が大きくなってきた。
7:58 8:03 殻から離れて幹を登り始めた。
8:05 8:06 どんどん登って行く。風にあおられて羽根がめくれ上がった。
8:07 8:16 休まず登って見えないところに行ってしまった。
<草花> 青森県青森市田代平湿原 2007年 8月 11日撮影
田代平湿原では小さな花が咲いていた。
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ネジバナ。モウセンゴケ。
ミカズキグサ。ナガボノシロワレモコウ。
<八甲田山> 青森県青森市 2007年 8月 25日撮影
北八甲田連峰は、青森市街から国道103号線、黒石市から国道394号線、県道40号線などが鉢巻き状に取り巻いているうえに、田茂萢岳にはロープウェーで一気に到達できるため比較的親しみやすい峰が並んでいる。
高田大岳は大きな独立した円錐形の山塊なので、北八甲田連峰の中では遠い存在だった。
今回、酸ヶ湯から仙人岱→小岳→高田大岳と往復してきた。
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酸ヶ湯から小岳への登り。振り返ると岩木山が遠望できる。
小岳山腹から高田大岳を見上げる。高田大岳から硫黄岳、小岳、大岳を見る。
高田大岳から小岳、大岳、井戸岳の眺め。小岳から井戸岳噴火口を見る。
高田大岳からの眺め。田代高原。雛岳。
高田大岳からの眺め。谷地温泉。十和田湖。
岩木山の夕景。
ツバメオモトの果実。オオカメノキの果実。
ウメバチソウ。小岳頂上。
<グダリ沼> 青森県青森市田代平箒場 2007年 9月 8日撮影
北八甲田連峰の東側はカルデラ地形が広がり牧野として利用されている。
田代牧野畜産農業協同組合が管理する田代牧場の中に1日約20万トンもの水が湧く池がある。
沼や池と言うが、いきなり透き通った水がとうとうと流れる清流が出現する不思議な場所である。
一年中摂氏7〜8度の水が湧き出しており、「グダリ沼」や「湧き壷」と呼ばれている。
水中では湧き口に近いところをバイカモ(梅花藻)、その次にヤナギモ(柳藻)が卓越して繁茂している。
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湧き口で子ども達が遊ぶ。長く手を入れていることができない冷水だ。
グダリ沼の清流。湧き口から30mくらのところで幅20m以上の流れになっている。この辺りはバイカモ(梅花藻)が卓越。
グダリ沼の清流。湧き口から60mくらいのところではヤナギモ(柳藻)が多くなっている。
バイカモ(梅花藻)の大群落。
バイカモ(梅花藻)。水中葉の緑が美しい。
バイカモ(梅花藻)。水はかなりの速さで流れている。
バイカモ(梅花藻)の花。
グダリ沼の流れの近くで、オクトリカブト(奥鳥兜)とオオマルバノホロシ(大丸葉保呂之)。有毒植物。
広い牧野で子ども達が草に埋まって遊んでいた。右の写真の木の生えているところがグダリ沼。
<田代平湿原> 青森県青森市田代平湿原 2007年 9月 11日撮影
春夏の花々の競演が一段落し物静かな早朝の田代平湿原に行ってきた。
ウメバチソウが諸処に花開いていた。
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朝陽が射し始めた湿原。静かだ。
ナガボノシロワレモコウなど。
蕊の露に斜光が届いた。ウメバチソウ。
ウメバチソウ。
ウメバチソウ。(トリミングしました)
ウメバチソウ。(トリミングしました)
<紅葉・睡蓮沼> 青森県十和田市八甲田山 2007年 10月 10日撮影
今年は長引いた猛暑や害虫の発生で今年の紅葉は芳しくないと言われている。
しかし、この時期を逃して紅葉は見られないので、半日休みを取って八甲田を眺めてきた。
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睡蓮沼。雲の切れ間からようやく陽が射した。
睡蓮沼。紅葉が輝く。
南八甲田方面の黄葉。
傘松峠。
カエデとオオカメノキの紅葉。
ミズナラの紅葉とドングリ。
<初冠雪> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 13日撮影
北八甲田連峰と青森市街との間の高原地帯は八甲田放牧場になっている。
春から秋の農繁期に牛が放牧される。
放牧される牛の中で赤毛の日本短角牛はササを食べても成長するといわれ、輸入飼料が高騰する情勢で国内の草資源が見直されている。
赤毛の日本短角牛はこの放牧場で自然な状態で交尾し妊娠する。

北八甲田連峰の大岳と井戸岳の頂が白くなっていた。
平年より3日、昨年より26日早い初冠雪だそうだ。
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大岳の頂が白い。
放牧場越しの北八甲田。
前嶽。
八甲田ロープウェー。
<黄葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 20日撮影
八甲田山の上から雲がなくなることがない。
土日は、なかなか陽光を浴びて光り輝く黄葉にお目にかかれない。
山は明らかに黄葉最盛期なので、雲の切れ間から射す陽光を追った。
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地獄沼。ほんの数分間だけ陽が射した。車を道ばたに止めてカメラを抱えて走り出す。
萱野高原。前嶽の山腹が紅葉している。
萱野高原。前嶽が陰ると手前の高原に陽が射す。
八甲田ロープウェー。陽が射していないので紅葉は陰っている。
<紅葉・黄葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
八甲田山を走る国道103号線沿いでドライバーの目を奪う紅葉・黄葉を撮った。
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ブナが支配する森だが、ドライバーの視線には下草の紅葉が目に入る。
カエデやツタウルシの紅葉。
ブナの下草の紅葉がカラフルだ。
陽が射すと輝く。
国道103号線から見上げる黄葉。
<城ヶ倉大橋・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
城ヶ倉渓谷が黄葉の真っ盛りだった。
カラッと晴れ渡らない週末が続くが、午後3時過ぎにようやく快晴になった。
城ヶ倉大橋では、大型観光バスは徐行して高い位置から見える黄葉を堪能する。
乗用車の人たちは思わず停車して歩いて黄葉を味わうが、冷たい強風が吹き抜ける橋の上は冬の防寒着が必要だ。
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橋より上流右岸に陽が当たっているが、谷底は影となっていた。
城ヶ倉大橋の影が映る。
城ヶ倉大橋。
城ヶ倉大橋の下流側。
城ヶ倉大橋の上流側。遊覧ヘリが飛んでいた。
城ヶ倉渓谷。
城ヶ倉大橋のほぼ真下をのぞく。
谷底。
<紅葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 25日撮影
行く秋の紅葉を惜しんで八甲田を歩いた。
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ダケカンバの黄とカエデの朱。
ブナの黄。
ブナの若木の黄。
ブナとミズナラの黄。
ブナの二次林。
ブナの二次林。
石倉岳。
<紅葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田 2007年 10月 25日撮影
地獄沼に来た時、ちょうど西日が当たっていた。
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21日には雪を被っていた大岳はすっかり裸になっていた。
西日を浴びて輝く。
<カラマツの黄葉> 青森県青森市八甲田 2007年 11月 17日撮影
カエデ類を除く広葉樹が葉を落としてしまったなか、針葉樹のカラマツの黄葉が美しい。
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カラマツの黄葉と八甲田山の前嶽と田茂萢岳。
カラマツの黄葉。
北八甲田連峰とカラマツの黄葉。
カラマツの黄葉。
<雪の八甲田山ロープウェー> 青森県青森市八甲田山 2007年 11月 25日撮影
北八甲田の田茂萢岳山頂駅と国道103号線横の山麓駅を結び、冬はスキーヤーとスノーボーダーを運ぶ八甲田山ロープウェー。
観光バスで山麓駅に乗り付ける一般の観光客もロープウェーで一気に氷雪の世界に到達できる。
この日は快晴だったので、ゴンドラが動き始めたとたんに「来て良かった!!」「ホントねー!」おばさん達の口から歓声が発せられた。
20分間隔の運転なので、冬山装備のない一般客は記念撮影をした後、次のゴンドラの人となる。
山頂駅舎内には、レストラン、みやげ物屋さん、写真ギャラリーがある。
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八甲田山ロープウェー。
山頂駅直下を見下ろす。
田茂萢岳山頂駅は白亜の殿堂。
このあたりは強風のため減速運転。
田茂萢岳山頂駅の外。岩木山が浮かんでいた。
山頂駅で無料貸与の長靴を履く人も。
樹氷と記念撮影できます。
<雪の北八甲田> 青森県青森市 2007年 11月 25日撮影
里では大雪後に雨が続いていたが、本日カラッと晴れ上がったので、なにはともあれ八甲田ロープウェーで田茂萢岳に上がってきた。
雪目が心配になるほどの強烈な日差しで、カメラの露出補正の設定を誤った。
雪の山上では、サングラスかゴーグルなど紫外線対策と、スキー又はスノーシューの必要性を痛感した。
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北八甲田の上空には雲一つ無いが、南八甲田の峰々には雲が這い上がっていた。
色のない赤倉岳と井戸岳。
アオモリトドマツには樹氷が成長していた。
樹氷の間を楽しむ人々がいた。
無機質な風景が広がる。
ロープウェー山上駅と電波塔。
<八甲田遠望> 青森県十和田市 2007年 12月 1日撮影
南部町に向かって国道4号線を南下していると、西の方角に雪をまとった峰々が美しく目を奪われた。
十和田市から北八甲田と南八甲田を一望でき、北八甲田の高田大岳が秀麗だ。
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十和田市から見る八甲田連峰。
<雪山歩き> 青森県青森市八甲田山 2007年 12月 8日撮影
北八甲田の地獄沼から硫黄岳の山腹を歩いてきた。
右の写真は伝統のカンジキで、木と革ひもでできている。
参加者が思い思いのカンジキやスノーシューを履いて歩いた。
雪質や傾斜に対して歩く方向などによって一長一短があるようだった。
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先頭(ラッセル)は無理せず交代しながら楽しく歩く。
雪と氷をまとった樹の間を歩く。
雪を丸テーブルにして昼食。
雪をまとったアオモリトドマツの間を歩いて南八甲田を眺めた。
櫛ヶ峰と横岳。
小さな霧氷。
霧氷。
<八甲田山> 青森県青森市 2008年 01月 05日撮影
冬も除雪されている火箱沢林道から県道40号線と国道394号線を走ってみた。
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田代平から谷地温泉に向かう国道394号線で高田大岳を見上げた。
田代平の田代平牧場。火箱沢林道。
<雪の地獄沼> 青森県青森市 2008年 1月 19日撮影
雪の地獄沼は静かな佇まいだった。
路側に降り積もった雪のため、クルマの中からは見えなくなっていた地獄沼に向かって懸命にラッセルする友人(右の写真→)。


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雪は舞うが風がないため静かな佇まいの地獄沼。
水面が静かだ。
樹氷か霧氷か。
<八甲田・酸ヶ湯温泉> 青森県青森市 2008年 1月 19日撮影
静かに雪が降る中、八甲田の酸ヶ湯までドライブした。
国道103号線394号線は、青森市及び黒石市から酸ヶ湯、地獄沼、八甲田ホテルまで除雪され冬でも車で行くことが出来る。
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雪とつららの酸ヶ湯温泉。
酸ヶ湯の裏口は雪のトンネル。
雪の結晶が見えた。
道路沿いの様子。
<八甲田・城ヶ倉温泉> 青森県 2008年 1月 19日撮影
ホテル城ヶ倉の温泉に入ってきた。
雪を眺める浅い露天風呂の絶妙なぬるさが良かった。
風に飛ばされずにふんわりと梢に雪が絡んだ木々が見られることは滅多にないということだった。
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ホテル城ヶ倉。
ホテル敷地内に社があった。「城倉神社」とある。
城ヶ倉温泉の露天風呂。
<冬の城ヶ倉渓谷> 青森県青森市 2008年 1月 19日撮影
雪の中、城ヶ倉大橋から城ヶ倉渓谷を見下ろしてきた。    →2007年10月21日 紅葉の城ヶ倉渓谷
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城ヶ倉大橋の下流側。
城ヶ倉大橋の上流側。
<凍み豆腐作り> 青森県青森市酸ヶ湯 2008年 2月 2日撮影
酸ヶ湯の駐車場で凍み豆腐作りをしている現場に出くわした。
前日から一昼夜、屋外の寒風に晒してアメ色になった豆腐を取り入れるところだった。
凍み豆腐は、タンパク質が変性し健康機能性がより高まるそうだ。
アメダスで見ると2月1日から2日にかけての酸ヶ湯の気温はほぼマイナス10℃以下だった。
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一晩でアメ色に変わった豆腐。
棚から下ろして箱詰め作業。
雪を払いながら箱に詰めていく。
酸ヶ湯温泉。
酸ヶ湯温泉。
ロータリ除雪車は頼もしい。103号線は少し先のホテル八甲田まで除雪されている。
<冬の仙人岱> 青森県青森市八甲田 2008年 2月 2日撮影
八甲田山の仙人岱までスノーシューを履いて往復してきた。
午後から曇りとの予報だったが、風が吹き抜ける仙人岱では強風の雲の中だった。
仙人岱避難小屋で昼食をとっていたら、三沢基地のUSエアフォースの男女7名が入ってきた。彼らもスノーシュー派だった。
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アオモリトドマツは雪との親和性が高いようだ。
地獄湯ノ沢。視界が利かない中を登る。
地獄湯ノ沢の上部にさしかかると足下は雪ではなく氷に変わった。
立つ物に付く水の形態。
雪に埋まる仙人岱避難小屋。
仙人岱避難小屋の入り口。
仙人岱避難小屋の内部。
下山途中に空が少し明るくなった。
雲の隙間の青空。
ダケカンバの幹に絡みつく雪。
雪の中で黒く際立つブナの樹。
<モヤヒルズ> 青森県青森市雲谷 2008年 2月 19日撮影
青森市郊外のスキー場モヤヒルズが斜光に輝いていた。
青森市街から20分程度で行けるスキー場。
雲谷峠(553m)という名の山の斜面がゲレンデになっている。
103号線を南下して八甲田山に行くとき横を通っているのだが、今回初めて雲谷高原温泉「ホテルヴィラシティ雲谷」への進入路に停車してゲレンデを見上げた。
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雲谷峠の北斜面がほぼ全面ゲレンデになっている。
<後藤伍長の像> 青森県青森市八甲田山 2008年 2月 19日撮影
後藤伍長の像は、1906年7月23日、本人も出席して銅像の除幕式が行われ、今日までここに立っている。
八甲田雪中行軍遭難事件では、1902年1月、日本陸軍第8師団歩兵第5連隊210名が八甲田山中で遭難し199名が死亡した。
仁王立ちで発見されたことにちなむ像だが、発見場所は像の位置より青森市街よりだったそうだ。
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雪の中スノーシューで像に向かった。
強風のため台座のまわりの雪は吹き飛んでいるようだ。
<グダリ沼> 青森県青森市田代 2008年 2月 19日撮影
雪が舞う中、スノーシューを履いてグダリ沼まで行ってみた。
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湧き壷から静かに水が流れ出していた。
水面に覆い被さろうとする雪庇。
湧き水は凍ることなく流れている。
<八甲田ゴールドライン雪量調査> 青森県青森市 八甲田山 2008年 2月 22日撮影
八甲田ゴールドラインの酸ヶ湯〜谷地温泉の区間は冬期閉鎖されている。
この区間の開通に向け除雪するのに先立ち、雪の量を調査する作業に同行させてもらった。
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1980年製の雪上車。新潟県高岡市の大原鉄工所で製作された。
酸ヶ湯〜谷地温泉の中間地点まで来た。
地獄沼を見下ろす地点で計測開始。4m80cmのポールを準備する。
石倉岳付近での雪量調査。
北八甲田と南八甲田。
石倉岳を見上げる。
笠松峠。
雪がなくなると樹木で遮られて見られない眺望。
雪に埋もれる眺望。
<北八甲田山腹点描> 青森県青森市 2008年 3月 8日撮影
横岳の稜線から城ヶ倉大橋、ホテル城ヶ倉、酸ヶ湯温泉が見えた。
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城ヶ倉大橋。
ホテル城ヶ倉と酸ヶ湯温泉。
<北八甲田連峰・横岳より> 青森県青森市 2008年 3月 8日撮影
南八甲田の横岳をスノーシューで歩き回ってきた。
空には雲が一つもない快晴であったが、広い雪原となっている稜線では猛烈な風が吹き、雪や氷の粉が吹き渡っていた。
横岳から北八甲田連峰がよく見えていた。
日没まで横岳山頂付近に留まり、夕日の当たる山並みを堪能した。
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南八甲田の横岳稜線で、北八甲田連峰を眺める。疲れを忘れる瞬間だ。
南八甲田の横岳稜線の樹氷と北八甲田連峰。
北八甲田の大岳、小岳、硫黄岳、高田大岳、石倉岳。
日が傾き陰影が付いてきた。
夕日でピンクに染まってきた。
夕日でようやく見えている。
ピンクに染まる峰々。
ピンクに染まる峰々。
<除雪作業・八甲田十和田ゴールドライン> 青森県青森市八甲田山 2008年 3月 12日撮影
青森市と十和田市を結ぶ国道103号(通称、八甲田十和田ゴールドライン)は冬期間は雪に閉ざされている。
4月1日の開通に向けて除雪作業が進めらている。
天候に恵まれ、例年より5日は早いペースで除雪が進んでいるそうだ。
3月28日には十和田から掘り進んできた除雪隊と青森から掘り進んでいく除雪隊が、山中で貫通式を行う。
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雪に埋まった道路のありかに小枝を挿して印を付けていく。
印付け作業を支援する湿地ブル。
まず、道路線上を湿地ブルで踏み固めていく。削り取られた雪の壁を安定させるために必要だそうだ。
湿地ブルで掘り下げていく。
ロータリー除雪車と湿地ブル。
ロータリー除雪車の運転席。
あまり遠くに飛ばさないようにしているそうだ。
開通直前に雪壁を数十センチ削って整形するそうだ。
除雪が終わった区間。
<霧氷> 青森県青森市八甲田山 2008年 3月 12日撮影
今日の北八甲田山は快晴だった。
前日、市街地では弱い雨が降ったが、山では霧氷を生じさせるような大気の状態だったようだ。
八甲田十和田ゴールドラインの除雪をしている人は、霧氷が生じた翌日が快晴無風になる確率は大変低いと言っていた。
昼前には、日差しと微風によって、霧氷はどんどん剥がれ落ちていった。
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大岳を背景にした霧氷。
ダケカンバの霧氷が美しい。
地獄沼周辺の霧氷の樹々。
南八甲田の横岳方面。
石倉岳付近の霧氷。
<遠望する八甲田山> 青森県青森市 2008年 3月 23日撮影
朝から良く晴れたので、八甲田山がよく見えた。
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青森市北西の水田地帯から見える八甲田山。
アスパムと八甲田山。夕方になってクッキリと見えた八甲田山。
<八甲田除雪隊> 青森県青森市八甲田・十和田ゴールドライン 2008年 3月 28日撮影
青森県の八甲田山系と十和田湖を結ぶ「八甲田・十和田ゴールドライン」(国道103号)の冬季閉鎖区間(約8キロ)が貫通した。
3月初めからの除雪作業が28日終了、青森市と十和田市の接点である傘松峠で貫通式が行われた。
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除雪隊を励まして50年以上歌い継がれている「八甲田除雪隊の歌」と「檄文」。
今年の雪の回廊は例年と較べて1〜2m低いそうだが、5〜6m以上の白い雪の壁が続く。
青森市と十和田市から掘り進めてきた2つの除雪隊が最後の雪壁を除雪する。
青森、十和田の除雪隊が歩いて貫通点を渡り、知事に貫通の報告をする。
たくさんの報道カメラがやってきた。
ロータリー式除雪車。
八甲田除雪隊の歌
 1 春の息吹に萌えろよ緑 別れ惜しむな妙見に
   横内の里あとにして 今ぞ眺まん八甲田
 2 雲谷より眺むる青森湾に 汽笛もかすむ連絡船
   岩木に無事を祈りつつ  雪降りやまぬ展望台
 3 茅野の空に月影寒く 明日は難所の七曲り
   丈余の雪も何のその 今こそ腕の見せどころ
 4 春の吹雪に行く手阻まれ 凍てつく機械いたわりつ
   寒水沢から城ヶ倉 悪戦苦闘の除雪隊
 5 仙人ゆかりの女中坂だよ 友よあれが酸ヶ湯沢
   明日への英気を湯煙に 星空高き 地獄沼
 6 大岳 石倉朝日に映えて 睡蓮沼のその先は
   雪、雪、雪の魔の峠  負けてなるかと雪男
 7 南部平野を眼下におろし 猿倉見えれば一息と
   油にまみれた顔と顔 雪焼け面の吾が友よ
 8 百戦錬磨のつわものどもが 熱と意気と誇り持ち
   十和田の春を呼び起こす ああ、八甲田除雪隊
   ああ、八甲田除雪隊
 ■青森県写真集■
<雪の睡蓮沼> 青森県青森市 2008年 4月 27日撮影
睡蓮沼へクルマで行けるようになってほぼ一月が経つが、まだ沼の姿は見えなかった。
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雪に埋まる。
スキーやスノーボードを楽しむ。
<新緑のブナ林> 青森県青森市 八甲田山 2008年 5月 5日撮影
芽吹いてやや暗くなったブナ林を歩いてみた。
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芽吹いたブナ林の雪面は芽鱗で覆われている。
芽吹いたばかりの新葉は風で千切れやすいようだ。
ブナ林内ではどちらを見てもよく似た幹に取り囲まれる。
根回り穴。
役目を終えたブナ二次林の生みの親。
ブナの実の殻。
粗に生えるブナ。
<萱野高原の新緑> 青森県青森市 萱野高原 2008年 5月 5日撮影
青森市街から国道103号を南下すると、突然視界が開けて八甲田山の全貌が見渡せる。
この萱野高原では、いつもシナノキが美しい樹形で出迎えてくれる。
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シナノキの若葉。
様々な樹種が芽吹いている。
<タムシバ> 青森県青森市 八甲田山 2008年 5月 5日撮影
八甲田山を巡る道路を走っているとタムシバ(匂辛夷)の白い花が目に飛び込んでくる。
コブシやモクレンに似た花だが、芽吹き始めた林内で白さが際立って美しい。
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白く輝く花びらの中に蕊が艶やかだ。
芽吹いた林内に白さが際立つ。
<ブナの花> 青森県青森市 八甲田山 2008年 5月 5日撮影
八甲田山ではブナの芽吹きが美しい。
ブナは芽吹きと同時にたくさんの雄花、雌花をつけている。
梢が高いので、ブナの花をなかなか間近で見ることができないが、ちょうど良い高さで眺めることができる場所を見つけた。
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瑞々しいブナの新緑。
雪が溶けきる直前に芽吹いているようだ。
小枝の下のぶら下がる雄花。小枝の上に立つ雌花。
ブナの雌花。
ブナの雌花と雄花。
<カラマツの花> 青森県 2008年 5月 11日撮影
カラマツは高木なので、その花を間近で見ることは難しい。
ヤナギの花は至る所で見られる。
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カラマツの花。
ヤナギの花。
<田代平湿原> 青森県青森市八甲田山 2008年 5月 24日撮影
ワタスゲの白い果穂が風にゆれる姿を思い浮かべながら田代平湿原を歩いた。
ショウジョウバカマとヒメシャクナゲが慎ましやかに花開いていた。
新しい緑を開ききった林間にミネザクラが清楚な花をつけていた。
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静かな田代平湿原。
木道に沿ってワタスゲの果穂が伸び始めていた。
綿毛を伸ばし始めたワタスゲとヒメシャクナゲ。
ヒメシャクナゲ。
ショウジョウバカマ。
ショジョウバカマ。
ミネザクラ。
ミネザクラ。
<八甲田の春> 青森県青森市 八甲田 2008年 5月 24日撮影
田代高原から谷地温泉付近を漫遊した。
グダリ沼ではオランダガラシ(クレソン)が美味しかった。
猿倉沢の上流部では大きな雪塊が残り、ミズバショウが顔を出していた。
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田代牧場のグダリ沼。
グダリ沼。
グダリ沼。
田代牧場から高田大岳を仰ぎ見る。
白い花。
グダリ沼。七戸町営牧場。
ウマノアシガタ。
谷地温泉下の湿地。
高田大岳。
ミヤマカタバミ。ムラサキヤシオツツジ。
猿倉沢上流部。
<田代平湿原> 青森県青森市 八甲田 田代平湿原 2008年 6月 18日撮影
17日の東奥日報に八甲田・田代湿原の「ワタスゲ見ごろ」の見出しを見て、出かけてきた。
日の出の前に着いたら、朝霧が流れていた。
確かに、ひとつ一つのワタスゲの綿毛の長さは最長期のような気がしたが、果穂の本数が少ないように感じた。
代わりに、レンゲツツジが湿原に彩りを与えていた。
   → 昨年6/18のワタスゲの様子    → 一昨年6/18のワタスゲの様子
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日の出前の湿原に朝霧が流れている。
朝霧の中でレンゲツツジが艶やか。
太陽が顔を出し斜めの光が射してきた。
太陽が顔を出すと急速に霧が晴れていく。
ワタスゲ。
ワタスゲの果穂。
広々とした湿原。
モウセンゴケ。
<霧雨> 青森県七戸町 東八甲田 2008年 6月 22日撮影
22日の青森県内の最高気温は、深浦26.9℃、弘前21.3℃、青森18.7℃、八戸13.1℃、三沢12.4℃だった。
この時期の青森県では、日本海沿岸の深浦のほうが太平洋沿岸の八戸や三沢よりも暖かい。
オホーツク海に高気圧が停滞する気圧配置が続くと、太平洋岸にはヤマセ(東風)が吹き寄せる。
ヤマセ(東風)は寒流の親潮(千島海流)の上を吹き流れてくるため大変冷たく重い空気だ。
一方、日本海沿岸には、暖流の黒潮から分流した対馬海流が流れているため温暖な気候になっている。
ヤマセは八甲田山に当たって東側に冷たい霧雨をもたらす。
霧雨の中、傘をさして東八甲田山腹の採草放牧地を散策した。
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霧雨の中、マイヅルソウの群落。
霧が宿る草姿。
ミネザクラが咲いていた。
ブナの葉。
ホザキカエデ。ハウツワカエデ。
<ピクニック> 青森県青森市 萱野高原 2008年 6月 22日撮影
広々とした萱野高原では家族連れが思い思いのスタイルで初夏の陽射しを楽しんでいた。
萱野高原は青森市街から車で20分ほどで行くことが出来る市民共有の庭のようなところだ。
国道沿いに整備された路側駐車帯に車を置いてピクニック器材を運べば、豊かな時間と空間を満喫できる。
この日の北八甲田は、太平洋側は雲に覆われて霧雨だったが、陸奥湾側の青森市では晴れていた。
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大きな木の下でゆったりと時間を過ごせる。
子どもたちは伸び伸びと走り回れる。
色々な家族や仲間が適度な間隔をあけて居場所を得られる。
<雲海・北八甲田> 青森県七戸町 八幡岳 2008年 6月 27日撮影
七戸町の八幡岳から北八甲田連峰が一望できる。
日の出前の田代高原一帯は静かに滞留する白い水蒸気が覆っていた。
八幡岳から三沢・十和田方面を見ると、朝陽に照らされた低い雲が一面の海のようになっていた。
北八甲田連峰の山腹を覆って静かに滞留していた水蒸気は、陽が昇るにつれてうねって流れ出した。
遠く岩木山が雲の上に頭を出していた。
この日の青森市街は曇り空だったが、田代牧場を抜けて七戸町営牧場に至ると高田大岳の山頂は雲の上であった。
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七戸町営石倉放牧場にて。静かに滞留する白い水蒸気が北八甲田連峰を包む。
静かな日の出前。
八幡岳放牧場にて。日の出とともに白い水蒸気が動き始めて雲の様相を呈するようだ。
昇り始めた朝日に照らされる低い雲。三沢市方面を見る。八幡岳放牧場にて。
三沢市方面。十和田市方面。
大きく波打ち溢れ出す雲海。
流れゆく雲海。
溢れ出す雲海。
雲海に浮かぶ岩木山。
雲海を擁する北八甲田連峰。
雲海を擁する北八甲田連峰。飛行機が高く雲を曳いた。
陽が昇るにつれてざわめく雲海。野辺地方面。
八幡岳山頂の岳八幡宮と三角点。八幡岳放牧場にて。
八幡岳山頂への道はブナの疎林。
八幡岳山頂への道はブナの疎林。
八幡岳山頂の岳八幡宮への登り口。
<朝霧・田代平> 青森県青森市田代平 2008年 7月 3日撮影
早朝、谷地温泉から田代平に向かって車を走らせていたら白い世界に包まれた。
田代平を見下ろす道路から眺めると、田代牧場の表面に朝霧が白く張り付いていた。
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田代牧場に下っていく県道40号線。
田代牧場横を走る県道40号線に立つと朝日と霧で不思議な光景。
朝露と朝霧が輝く田代牧場。
<東北大学植物園八甲田山分園> 青森県青森市酸ヶ湯 2008年 7月 6日撮影
酸ヶ湯集団施設地区運営協議会が作成した「酸ヶ湯集団施設地区」なるパンフレットを手にした。
パンフレットによると東北大学植物園八甲田山分園の中を自由に散策できるらしい。
酸ヶ湯公共駐車場から歩いてすぐの所で湿原植物をゆっくり観察できるのでありがたい。
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東北大学植物園八甲田山分園。
ハクサンシャクナゲ。
極楽沼。
ミズゴケとワタスゲ。
ツルコケモモ。
ツルコケモモ。モウセンゴケ。
ツマトリソウ。
ウラジロヨウラク。
アカミノイヌツゲ。ミネカエデ。
「まんじゅうふかし」。
酸ヶ湯集団施設 酸ヶ湯集団施設地区運営協議会
  
酸ヶ湯インフォーメーションセンター
酸ヶ湯キャンプ場
酸ヶ湯公共駐車場
東北大学植物園八甲田山分園
酸ヶ湯温泉
八甲田ホテル
  
東北地方環境事務所
青森県
青森市
(社)十和田湖国立公園協会
(財)自然公園財団十和田支部
酸ヶ湯温泉(株)
青森森林管理署
東北大学植物園
<八甲田山雪中行軍遭難資料館> 青森県 2008年 7月 6日撮影
189名の墓標が整然と並んでいる。

墓標は、遭難の翌年明治36年設置当時そのままに並んでいるそうだ。
西側に士官10名、東側に兵189名(95名と94名に分列)の墓碑列を成している。

墓石には遺骨は納められてはいない。
故人の姓名・階級・死体発見の日付(死亡期日不明のため)を記しただけの標(しるし)としての墓標の列だ。
日本で、墓標を整然と配置したこの様な空間を私は知らない。

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八甲田山雪中行軍遭難資料館。墓標。
行軍隊人形。
<キンコウカ・田代平湿原> 青森県青森市 八甲田山 2008年 7月 19日撮影
田代平湿原へは青森市街から一時間もかからず行けるので、出勤前の早朝散策に来ていた。
       → 昨年の早朝のワタスゲ   → 昨年の早朝のキンコウカ
この日は八甲田山に低い雲が流れていたが、陽が照る真っ昼間にちょっと寄ってみた。
鮮やかな緑の中で黄色いキンコウカが爽やかに湿原に広がっていた。
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みごとにワタスゲと主役交代し、一面に広がるキンコウカ。
水際の赤い色はモウセンゴケ。
キンコウカ。カキラン。
カキラン。
ノリウツギ。エゾアジサイ。
<雨のブナ林> 青森県青森市 八甲田山 2008年 8月 24日撮影
雨に濡れたブナ林もいいもんだ。
北八甲田連峰の萱野高原と銅像茶屋を結ぶ火箱沢林道でブナ林を眺めた。
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夏の終わりのブナ林内。
ブナの幹の模様が美しい。
<北八甲田山> 青森県青森市 北八甲田 2008年 9月 6日撮影
久しぶりに北八甲田の大岳、井戸岳、赤倉岳を歩いた。
青森市街は低い雲に覆われていたが、標高が上がると雲海を見下ろすことが出来た。
山頂付近は雲が流れ、軽いシャワーを浴びせられたり青空が顔を覗かせたりする天空の散策となった。
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雲谷峠付近が低い雲の上端だった。
井戸岳。
山肌を覆う水蒸気が引き剥がされていく。
火山性岩塊でガレた景観。
井戸岳より大岳を見る。一気に雲が切れてまた雲に覆われる。
井戸岳を見る。雲の切れ間に食事。
下毛無岱から南八甲田横岳を見る。くの字湿原がクッキリと見えている。
木道を行く毛無岱。
毛無岱の池塘。
下毛無岱を見下ろす。下界は雲海の下だ。
アオモリトドマツ(オオシラビソ)の森。
冬の登山コース表示板。
<初秋の草木> 青森県青森市 北八甲田 2008年 9月 6日撮影
久しぶりに北八甲田の大岳、井戸岳、赤倉岳を歩いた。
花の華やかな饗宴はないが小さな花や実が見られた。
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ヤマハハコ。ウメバチソウ。
タケシマラン。アカモノ。
井戸岳の火口壁の植相。
イワギキョウ。
タチギボウシ。
タチギボウシ。ダイモンジソウ。
ミヤマリンドウ。イワイチョウ。
チングルマの果穂。赤く色づいた草。
アザミ。
ゴゼンタチバナの果実。キンコウカ。
シラタマノキの果実。マイヅルソウの果実。
イオウゴケ。ゴゼンタチバナの果実。
岩。ナナカマド。
オオシラビソ(アオモリトドマツ)の球果。
ブナ。オオカメノキ。
<北八甲田山麓の草木> 青森県青森市 北八甲田 2008年 9月 13日撮影
平日は快晴で土日が曇りという天候が続いたが、この三連休は晴れそうだ。
先週に続いて北八甲田あたりを漫遊して、秋が始まる前の草木を見た。
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睡蓮沼。夏ではなく秋でもない気持ちよい風だった。
グダリ沼。清い湧き水の中にバイカモの緑の葉が美しい。
ミズゴケの上に小さな桃のようなツルコケモモの実が落ちていた。
サワギキョウ。盛期が過ぎ、頂の花がかろうじて咲いていた。
ゴゼンタチバナ。コケモモ。
エゾリンドウ。
ハナヒリノキ。アキノキリンソウ。
ズダヤクシュ。
ツリフネソウ。道路沿いに白い花が群生していた。
ツリフネソウ。ゲンノショウコ。
ツユクサ。道路沿いの小さな花だが、艶やかな青紫が鮮烈だ。
シラタマノキ。八甲田牛。
<黄葉期待の八甲田山> 青森県青森市八甲田山 2008年 10月 3日撮影
テレビでは地獄沼での紅葉を早くも報じている。
萱野高原と八甲田放牧場から北八甲田の峰々を見た。
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萱野高原から見た北八甲田連峰。
八甲田放牧場から見た北八甲田。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 10日撮影
青森から三沢に行くとき北八甲田を通っていった。
日差しがなかったので、やや暗めの景色だった。
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地獄沼。
睡蓮沼。
紅葉。
<紅葉・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市城ヶ倉大橋 2008年 10月 10日撮影
122m下の渓谷を覗き込んだ。
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城ヶ倉渓谷の上流に北八甲田大岳が見えていた。
魚が棲まないという酸性水の渓流。
最深部は122m。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 12日撮影
ようやく日差しに輝く紅葉と出会った。
北八甲田のホテル城ヶ倉から酸ヶ湯のホテル八甲田までは紅葉狩りの車が数珠繋ぎでした。
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北八甲田の大岳を見上げる酸ヶ湯駐車場。
大岳と硫黄岳。アオモリトドマツの濃い緑と紅葉とのコントラストが美しい。
地獄沼。
赤黄緑。
<紅葉の北八甲田連峰> 青森県青森市田代平 2008年 10月 13日撮影
東八甲田の田代平を通って赤沼に向かう途中で朝日を受ける北八甲田連峰を眺めた。
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北八甲田の赤倉岳、井戸岳の山塊。
田代平のススキ原。雛岳と高田大岳。
田代牧場越しに見る雛岳。
雛岳の山腹。
国道394号を谷地温泉に向かう途中に黒森が見える。
国道394号を谷地温泉に下る途中で南八甲田の乗鞍岳、櫛ヶ峰が見えた。
<神々しい黄葉のブナの森> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
私はブナの森で見上げるのが好きだ。
美しい肌の幹と天を覆うブナの葉から漏れる陽光・・・・本当に神々しくも感じられる。
国道103号の仙人橋から赤沼に至る道は大きなブナが多い森だった。
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太いブナの幹がスッくと立っている。
ブナの幹の肌合い。
枝振り、幹振り、宜し。
太い木が林立する。
彩り。
様々な表情の林内。
厚い植物相の森。
林床の木々。
<穏やかな雪景色:八甲田山> 青森県青森市 2009年 1月 18日撮影
静かで穏やかな日曜日、自然と八甲田山に向かってハンドルを切っていた。
地獄沼の周りの雪景色も静まりかえっていた。
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国道103号。火箱沢林道分岐辺りは急勾配が続く。写真では水平に見えているが、手前に向かって登っている。
地獄沼。
地獄沼の周り。静かだった。
硫黄岳。
<樹氷・八甲田山> 青森県青森市 2009年 1月 28日撮影
八甲田山の樹氷がピークを過ぎかけていると聞いて落ち着かなかった。
朝から快晴、午後から休みを取ってロープウェーに飛び乗った。
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青森市街から国道103号を南下。萱野高原で美しい光景に息を呑む。
山頂駅に近づく。たくさんのシュプールが描かれた斜面を眼下に見る。
山頂駅に到着。
風もなく穏やかな快晴。
スノーボーダーが楽しそうだった。
カメラマンも夢中だ。
樹氷の陰にはカメラマン。
やや細身のモンスター。
赤倉岳、井戸岳、大嶽を堪能する。
モンスターの群れ。
毛無岱、南八甲田を望む。
氷雪の世界。
無機質な世界。
細ってきたモンスター。
<八甲田に沈む夕日> 青森県十和田市 2009年 3月 22日撮影
八甲田に夕日が沈む位置を探してドライブした。
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北八甲田連峰の高田大岳に夕日が落ちていった。
日没後、雪雲と大地の間隙が薄く染まった。
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