■青森県写真集■
<だびよん劇場の人々> 青森県青森市 2008年 9月 25日撮影
昔、「だびよん劇場」という名の酒場があった。
この劇場=酒場の主宰者だった牧良介さんの17回忌に青森市民ホールの舞台に酒場が再現された。
「なんぼごんぼ掘ってもニコニコしていた」という牧良介さんの包容力の大きさに甘え、その人柄を慕い、多才な人々が集まっていたという。
    (ごんぼ掘る=ごねたりくだをまくこと)
舞台は、忙しい牧良介さんは出歩いているので今夜は酒場に顔を出せないが、電話の向こうで出演するという設定だった。
パンフレット「序」より、
『「だびよん劇場」は酒場であり、ライブハウスであり、牧良介との喋り場であった。
今夜も、さまざまな客が集まっている。ツケが溜まった常連、主(ヌシ)をひと目みたいという遠来の客、主に相談事をという近くの客・・・・・。
ごっちゃになる頃、多彩なゲストが顔を出す。永六輔、三上寛、伊藤多喜雄・・・・・。
いまは思い出となった、あの酒場がよみがえり、酔いはトロトロ、喋りは吐露吐露、・・・・・いつものように、「だびよん劇場」の夜が更ける。』
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青森市民ホールに再現された「だびよん劇場」。
メニューは当時のものが使われている。
座布団の図柄は、伊奈かっぺいさんが描いた牧良介の肖像。
開演の3時間も前から並び始めた。
満席。
牧良介さんの映像で始まった。
舞台では酔客が本当のビールを飲んでいた。
特別ゲストの語りと歌。
はい。「だびよん劇場」です。ありゃ、牧サン。今どこですか?今夜は星空がきれいだって?
はい。だびよん劇場です。どちら様・・・ああ牧サンですか。みんなで歌っているうちに戻るべど思ってましたが、どこさ ひかがってました?ん?
終わりました。
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