■青森県写真集■
<荒馬まつり> 青森県今別町大川平 2008年 8月 7日撮影
青森ねぶた祭りが開催されている間(8/2-8/7)に津軽半島北辺の今別町では楽しい祭りが行われている。

サナブリの神事に由来する祭りを”楽しい”と言っては語弊があるが、勇壮な踊りの割りには見ていてほのぼのした雰囲気があるのである。
馬を演じる小道具が可愛らしく、女性の口取り役に手綱を曳かれて踊る荒馬の姿に愛嬌がある。
そして、なんと言っても馬役と口取り役の男女がペアになって呼吸を合わせて踊る様子がなんとも嬉しい。

そんな雰囲気に惹かれてだろうか、この祭りの踊り手たちは県外から泊まり込みでやってくる大学生たちなのだ。
今年は大分、京都、愛知の大学生ら70人が今別町の文化会館などで寝起きしているそうだ。 →番外写真

この日は昼過ぎから大川平集落の小さな小路を一つひとつ丹念に訪れて鉦の音を合図に舞っていました。
家の門々に出て舞いを楽しむ人以外は数名のカメラ好きの人たちが歩いているだけの地域限定の行事でした。

荒馬まつりは毎年8月4日から7日までの4日間行われています。
今別町では「荒馬」を「あらま」と呼ぶ。
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大川平文化会館前からスタート。
手綱に曳かれる荒馬たち。
太刀振り、荒馬、囃子、扇ネプタと続く。
鐘の合図で太刀振りたちが踊る。
勇壮な荒馬と可憐な口取りの踊り。
口取りは手綱を荒馬に投げ渡す。
口取りと荒馬は楽しそうに歩いていく。
長閑に進む荒馬まつり。
集落の狭い道にあふれる熱気。
軽やかに跳ねる。
手綱がうねる。
呼吸のあった踊り。
手綱は語る・・・・
2時間以上踊り続けても衰えない若人の踊り。
囃子方。
大川平荒馬保存会。
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