青森県写真集
<もう一つの青函連絡船桟橋> 青森県平内町浅所 2007年 12月 1日撮影
青函連絡船の航路として、青森県平内町小湊と函館を結ぶ航路があったそうだ。
1946年から貨物用補助航路として、GHQが貸し出した2隻の上陸用舟艇(LST)の甲板を車両甲板に改造して運航された。
吃水が浅い上陸用舟艇は津軽海峡の荒波に揉まれると船員でさえ激しい船酔いに襲われ、操船も難しかった。さらに、燃料の軽油を給油するために、横須賀まで8日をかけて往復したらしい。
約2年間の運航で19411輌の車輌を運んで廃止された。

この時使われたと思われる桟橋が平内町浅所に残っている。
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コンクリートの桟橋本体に枕木様の木材をはり付けてある。
現在は漁港の防波堤となっているようだ。
鉄のボルトが60年の歳月を語るようだ。
もやい杭。
もやい杭。
浅所海岸に杭の列がある。
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