<ハタハタ漁> 青森県鰺ヶ沢町 2006年 12月 15日撮影 |
■神の魚「鰰」と書いてハタハタと読む。 ■秋田「しょっつる鍋」が有名だが、青森津軽半島の根元の鰺ヶ沢の海岸にも産卵のため押し寄せてくる。 ■今年は、12月8日頃から来ていると報道されはじめ、13日頃から大漁になってきたというので、15日に見に行った。 |
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■一艘の船が日の出前にハタハタ漁から帰ってきた。 |
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■船の中はハタハタでいっぱい。 |
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■船からトロ箱に移す。 |
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■手際よく台の上で仕分けされていく。 |
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■網に絡めて獲る船もありました。 |
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■網からハタハタを外すのが大変。 |
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■防波堤の上に大勢の人が見えました。 |
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■大きなタモでハタハタを捕っていました。 |
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■防波堤の上では柄の長いタモを使ってハタハタを掬っていました。 |
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■防波堤の上でタモを使う人たちの目と鼻の先で、定置網からハタハタをどっさり水揚げしていました。 |
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■ハタハタは、ハタハタ科に属する冷水性の底棲魚類でウロコを持たない。 ■「神の魚」鰰、神魚、雷魚、神成魚、神鳴魚、波太多雷魚、霹靂魚、とカミナリと関係のある名前を持つ。 ■産卵期には秋田県全域と青森県深浦町、鰺ヶ沢町の水深2〜3mの沿岸海藻域に産卵する。 ■そのため、11月下旬頃から12月中旬頃、男鹿半島から青森県鰺ヶ沢の海岸に大挙して押し寄せる。 ■ホンダワラ、アカモク、オオバモクなどの褐藻類や漁網などのロープに卵を産み付ける。 ■産み付けられた卵塊を「ブリコ」と呼ぶ。 ■「ハタハタの子」であるのに「ブリの子」とはこれ如何に? (1)海藻に固く産み付けられ、なかなかバラバラにならず、取れにくいことから「離れない子」→「不離子」→「ブリコ」 (2)卵粒を噛むと「ブリッ!ブリッ!」と鳴ることから「ブリッコ」→「ブリコ」 (3)昔、藩主がハタハタの卵の採取を禁じた時、漁師達が「鰤(ブリ)の子」であると、偽って称したことから「ブリコ」 (4)秋田県に漁業技術を伝えた越後や能登方面の漁師達の故郷では冬の雷鳴を「鰤(ブリ)おどし」と呼ぶため、ハタハタ漁中の雷鳴を聞いて「ブリ」と言ったことから「ブリコ」 ■普段は、島根県から青森県、青森県から宮城県の沿岸底引き漁業で獲られている。 ■産卵期には、沿岸域の小型定置網で大量に漁獲される。 |
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