<木守りりんご> 青森県津軽地方 2006年 12月 9日撮影
雪が降り始めたりんご園では「木守りりんご」が寒風に冴えた色を添えていました。
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木守りりんご。
木守りんご (きもりりんご)
果樹の枝の高いところに実を1つ残す風習。
幸魂
(さちだま)信仰の流れ。
「全部取ってしまうと、来年は実がならない」次の新生を促す種として残していると思われる。
生命の再生を願い、豊作を祈る。自然の営みの中で収穫させてもらっていることへの畏敬の念。
鳥や虫などと自然の恵みを分かち合う心の顕れとも。
「木守(きまもり)」「木(こ)もり」「木まぶり」とも言われる。
柿や柚でも見られる。
『富士見ゆる村の寧しや木守柿   角川源義』
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