<白神山地、ブナの森> 青森県西目屋村高倉森 2006年 7月22日撮影
白神山地を案内してもらえるというので、霧と雨のなかを西目屋村の高倉森(829m)に行って来ました。
霧の中の大きなブナの幹が荘厳でした。
白神の白い神に会ったような気がしました。
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雨の中、傘を差しかけてもらっての撮影でした。
幹を伝って雨水がしたたっています。。
大きなうろのある古木。
大きな直径の幹が隣り合って立っていました。
霧の中に。
下図の赤線が今回歩いたルートです。
津軽峠の駐車スペースに車を置いて稜線に沿って南下しました。
津軽峠には、真新しい駐車スペースとトイレが設置されていました。しかし、トイレには電気と水道がありませんでした。おそらく、糞便は汲み取って区域外に持ち出して処理し、照明によって夜間の生態系を混乱させないようにする配慮と受け止めました。

まず最初にブナの「マザーツリー」と命名されている樹齢300年の樹を見に行きました。
車いすでも行けるような程度に歩道が舗装されており、マザーツリーの根元にはウッドデッキが施され、幹に触れる人たちが根系を圧迫しないよう整備されていました。
歩道から離れて踏み分け道を高倉森に向かいました。
雨合羽を着て、雨があがることを期待して歩き始めましたが、やや雨足が強くなる傾向は変わりませんでした。
高倉森の稜線の西側は世界遺産地域のうちの「緩衝地域」とされています。緩衝地域とは、白神山地世界遺産地域管理計画において、「特にすぐれた植生を有し、また、人為の影響をほとんど受けていない核心的な地域(核心地域)の周辺部の緩衝帯としての役割を果たす地域」とされています。
緩衝地域であっても十分に自然の荘厳さを持っている地域でありました。

※この地図はハンディGPS「eTrexLegendC」で記録した位置情報を「カシミール3D」で描画したものです。
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