■青森県写真集■
青森県八甲田山の 『ブナの木 』 の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
 <春もみじ・新緑> 青森県十和田市八甲田連峰 2006年 6月 3日撮影
青森の春は一挙にやって来る。青森の人たちが口をそろえて自慢する「春もみじ」だ。
青森市内から八甲田の山並みが見える。毎日刻々と色合いが変化していく芽吹きのさまを見ていると、休日が待ち遠しい。
八甲田の周回道路から樹林に踏み込むと、ブナの高い梢の新緑に陽が阻まれて意外と暗い。
今日は快晴であったが、絞るとシャッター速度は1秒程度になる。
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特異な形をした木が目に飛び込んできた。
周りの木の姿形とあまりにも違っている。
美しくすらりと伸びたブナの木々。
優しい肌合いの幹。
陽が傾いた頃、ようやく幹に陽が差す。。
<黄葉、ブナ林散策> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
黄葉のブナ二次林を散策しました。
北八甲田の谷地温泉から蔦温泉に下る道沿いは樹齢のそろったブナの二次林が広がっています。
東北森林管理局の説明書きを引用しておきます。
「大正の末から昭和の初めにかけて、古くからあったブナ林は、放牧のため、日陰を造るのに必要な樹木を残してほとんど伐られました。その後六十年余りの間に、これら残された木の種から芽生えた樹木等により、再びこのようなブナ林(二次林)になったものです。」
夢中で写真を撮っていたら、いつの間にか帰る方向が分からなくなって、少々恐い思いをしました。
ブナ二次林の中は下草が少なく歩きやすい。
紅葉ではなく黄葉が似つかわしい。
二次林の母樹となった老木が苔むして朽ちていました。
二次林の母樹たち。
たくましく大きな母樹。
母樹の周りに大きさの揃った樹が一定の距離をおいて取り巻いています。
人家に近い里地の雑木林のような光景でした。
落ち葉、ブナの実、キノコ、芽生えたブナの黄葉。
<ブナ林、輝く> 青森県八甲田山 2006年 10月21日撮影
北八甲田連峰の田代平の黄葉が美しい。
午後から下北半島縫道石山方面に行く予定だったので、早朝の八甲田山を満喫した。
黄色の葉が陽光を浴びると、林内が燃え上がっているようで、瞳をめぐらせると目眩を覚えた。
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輝く黄葉が自動車道路に迫ってくる。
林内で見上げる。
赤い紅葉は希少。
燃え上がる。
燃え上がり黄色を謳歌するブナ。
若木も古木も。
幹にも燃え移りそう。
<八甲田山、雪> 青森県 2006年 11月 19日撮影
初冠雪から初めて(?)の快晴の日曜だった。
十和田市から見ると、八甲田山以外の山は無いかのように、スッキリした山容を見せていた。
真っ向から太陽を浴びた八甲田山には、様々な艶が浮き上がっていた。
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ブナ林。
影。
<雪解けとブナの芽吹き> 青森県青森市八甲田山 2007年 5月 19日撮影
八甲田山のブナの二次林で淡い芽吹きが始まっていた。
脱ぎ捨てられた冬芽の殻が雪面に散らばっていた。
雨で樹幹が黒く締まりのある景観だった。
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黒々とした雨を吸った幹に誘われた。
残雪の林内はうっすら湯気が立っているよう。
<紅葉・黄葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
八甲田山を走る国道103号線沿いでドライバーの目を奪う紅葉・黄葉を撮った。
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ブナが支配する森だが、ドライバーの視線には下草の紅葉が目に入る。
カエデやツタウルシの紅葉。
ブナの下草の紅葉がカラフルだ。
陽が射すと輝く。
国道103号線から見上げる黄葉。
<紅葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 25日撮影
行く秋の紅葉を惜しんで八甲田を歩いた。
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ダケカンバの黄とカエデの朱。
ブナの黄。
ブナの若木の黄。
ブナとミズナラの黄。
ブナの二次林。
ブナの二次林。
石倉岳。
<紅葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田 2007年 10月 25日撮影
地獄沼に来た時、ちょうど西日が当たっていた。
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21日には雪を被っていた大岳はすっかり裸になっていた。
西日を浴びて輝く。
<新緑のブナ林> 青森県青森市 八甲田山 2008年 5月 5日撮影
芽吹いてやや暗くなったブナ林を歩いてみた。
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芽吹いたブナ林の雪面は芽鱗で覆われている。
芽吹いたばかりの新葉は風で千切れやすいようだ。
ブナ林内ではどちらを見てもよく似た幹に取り囲まれる。
根回り穴。
役目を終えたブナ二次林の生みの親。
ブナの実の殻。
粗に生えるブナ。
<ブナの花> 青森県青森市 八甲田山 2008年 5月 5日撮影
八甲田山ではブナの芽吹きが美しい。
ブナは芽吹きと同時にたくさんの雄花、雌花をつけている。
梢が高いので、ブナの花をなかなか間近で見ることができないが、ちょうど良い高さで眺めることができる場所を見つけた。
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瑞々しいブナの新緑。
雪が溶けきる直前に芽吹いているようだ。
小枝の下のぶら下がる雄花。小枝の上に立つ雌花。
ブナの雌花。
ブナの雌花と雄花。
<雨のブナ林> 青森県青森市 八甲田山 2008年 8月 24日撮影
雨に濡れたブナ林もいいもんだ。
北八甲田連峰の萱野高原と銅像茶屋を結ぶ火箱沢林道でブナ林を眺めた。
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夏の終わりのブナ林内。
ブナの幹の模様が美しい。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 12日撮影
ようやく日差しに輝く紅葉と出会った。
北八甲田のホテル城ヶ倉から酸ヶ湯のホテル八甲田までは紅葉狩りの車が数珠繋ぎでした。
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北八甲田の大岳を見上げる酸ヶ湯駐車場。
大岳と硫黄岳。アオモリトドマツの濃い緑と紅葉とのコントラストが美しい。
地獄沼。
赤黄緑。
<紅葉の北八甲田連峰> 青森県青森市田代平 2008年 10月 13日撮影
東八甲田の田代平を通って赤沼に向かう途中で朝日を受ける北八甲田連峰を眺めた。
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北八甲田の赤倉岳、井戸岳の山塊。
田代平のススキ原。雛岳と高田大岳。
田代牧場越しに見る雛岳。
雛岳の山腹。
国道394号を谷地温泉に向かう途中に黒森が見える。
国道394号を谷地温泉に下る途中で南八甲田の乗鞍岳、櫛ヶ峰が見えた。
<神々しい黄葉のブナの森> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
私はブナの森で見上げるのが好きだ。
美しい肌の幹と天を覆うブナの葉から漏れる陽光・・・・本当に神々しくも感じられる。
国道103号の仙人橋から赤沼に至る道は大きなブナが多い森だった。
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太いブナの幹がスッくと立っている。
ブナの幹の肌合い。
枝振り、幹振り、宜し。
太い木が林立する。
彩り。
様々な表情の林内。
厚い植物相の森。
林床の木々。
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