■青森県写真集■
青森県の 『西海岸深浦 』 地域の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
   <青池> 青森県深浦町 JR五能線 2006年 5月 1日撮影
天気がよいので深浦町までドライブしましたが、夕日はもう一つでした。
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深浦町の海岸線を走るJR五能線を列車がやってきました。。
海に沈む夕日を見たかったのですが、この後、雲が厚くなってきました。田では田植えの準備が始まっていました。
   <夕景> 青森県深浦町 2006年 8月27日撮影
漫然とドライブして秋田県境まで来てしまいました。
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チゴキ崎灯台と夕景。
ウェスパ椿山というリゾート施設の灯りが見えました。宇宙人の密かな基地のように見えていました。
<日本一のイチョウの木> 青森県津軽地方 2006年 12月 9日撮影
日本一のイチョウの木は葉を落とし、枝ぶりがよく見えるようになっていました。
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日本一のイチョウの木。
垂乳(たらちね)の公孫樹(国天然記念物) : 深浦町北金ヶ沢字塩見形 樹齢1000年、樹高40m、幹周1945cm
<ハタハタ漁> 青森県鰺ヶ沢町 2006年 12月 15日撮影
神の魚「鰰」と書いてハタハタと読む。
秋田「しょっつる鍋」が有名だが、青森津軽半島の根元の鰺ヶ沢の海岸にも産卵のため押し寄せてくる。
今年は、12月8日頃から来ていると報道されはじめ、13日頃から大漁になってきたというので、15日に見に行った。
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一艘の船が日の出前にハタハタ漁から帰ってきた。
船の中はハタハタでいっぱい。

 
船からトロ箱に移す。

 
手際よく台の上で仕分けされていく。

 
網に絡めて獲る船もありました。
網からハタハタを外すのが大変。

 
防波堤の上に大勢の人が見えました。
大きなタモでハタハタを捕っていました。
防波堤の上では柄の長いタモを使ってハタハタを掬っていました。

 
防波堤の上でタモを使う人たちの目と鼻の先で、定置網からハタハタをどっさり水揚げしていました。
りんご豆知識
ハタハタは、ハタハタ科に属する冷水性の底棲魚類でウロコを持たない。
「神の魚」鰰、神魚、雷魚、神成魚、神鳴魚、波太多雷魚、霹靂魚、とカミナリと関係のある名前を持つ。

産卵期には秋田県全域と青森県深浦町、鰺ヶ沢町の水深2〜3mの沿岸海藻域に産卵する。
そのため、11月下旬頃から12月中旬頃、男鹿半島から青森県鰺ヶ沢の海岸に大挙して押し寄せる。
ホンダワラ、アカモク、オオバモクなどの褐藻類や漁網などのロープに卵を産み付ける。

産み付けられた卵塊を「ブリコ」と呼ぶ。
「ハタハタの子」であるのに「ブリの子」とはこれ如何に?
(1)海藻に固く産み付けられ、なかなかバラバラにならず、取れにくいことから「離れない子」→「不離子」→「ブリコ」
(2)卵粒を噛むと「ブリッ!ブリッ!」と鳴ることから「ブリッコ」→「ブリコ」
(3)昔、藩主がハタハタの卵の採取を禁じた時、漁師達が「鰤(ブリ)の子」であると、偽って称したことから「ブリコ」
(4)秋田県に漁業技術を伝えた越後や能登方面の漁師達の故郷では冬の雷鳴を「鰤(ブリ)おどし」と呼ぶため、ハタハタ漁中の雷鳴を聞いて「ブリ」と言ったことから「ブリコ」

普段は、島根県から青森県、青森県から宮城県の沿岸底引き漁業で獲られている。
産卵期には、沿岸域の小型定置網で大量に漁獲される。
<津軽西海岸点描> 青森県 2006年 12月 23日撮影
特別な思いを持たずに漫然とドライブして深浦町の海岸に行きました。
深浦町の旧岩崎村海岸を早朝からウロウロしていると、大型クラゲの傘が流れ着いていました。
青森県深浦町の海岸線には全く積雪がないのは意外でした。
夜明け前の岩木山はシルエットが見えていましたが、黎明とともに雲が覆い、雨が降り出しました。
旧岩崎村ガンガラ穴近くの象岩は見れば見るほど象に見えてきました。
時折、遠く日本海沖から雷鳴が重低音で響きわたってきた。神鳴魚、波太多雷魚、霹靂魚の名を持つハタハタは冬の雷鳴とともに産卵に押し寄せてくる。振り返ると白神山地に雪雲が低く絡みついていました。
ブリコを探して海岸を歩き回っていると、大型クラゲの傘を見つけました。大発生して、今年も青森までやって来ました。
<ブリコ> 青森県深浦町 2006年 12月 29日撮影
ハタハタが産卵のため深浦町の海岸に押し寄せてから初めて日本海が荒れました。
ハタハタが海藻に産み付けた卵塊ブリコが海岸に打ち上げられていました。
早朝、深浦町ガンガラ穴付近の海岸に再び行ってみました。
海は荒れて海は泡立っていました。
ようやくブリコ(ハタハタの卵塊)を見つけました。
海藻にたくさん産み付けられているブリコもありました。
<福寿草公園> 青森県深浦町 2007年 3月 11日撮影
深浦町の大間越では、青森県でもいち早く春を告げる福寿草が咲くと聞いた。
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深浦町大間越。
福寿草公園。
福寿草は深浦町の花。
ナニワズを見つけた。
<波浪> 青森県深浦町 2007年 3月 11日撮影
低気圧が通過して暖冬の東北に吹雪をもたらすというので、地吹雪の様子を撮りたいと思った。
日本海の波に洗われる五能線も見たいと思ったが、待ちかまえた場所は強風のため運休していた。
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いったん雪が消えていた里を吹雪が吹き渡る。青森市では2月25日以降積雪ゼロが続いていた。
日本海の波浪。
泡立つ日本海。
 ■青森県写真集■
<千畳敷・塩見崎> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
穏やかな天気に誘われ、漫然とドライブして大戸瀬崎の千畳敷海岸と驫木(とどろき)の塩見崎に立ち寄った。
千畳敷は1792年寛政4年の地震で海底が隆起した地形で、藩主が畳を敷いて宴を催したことで名付けられた。
塩見崎の標高40mほどの高台から見渡す日本海はまさに塩見(汐見)に最適だ。
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千畳敷。道路から車で下りていける。
緑色凝灰岩(グリーンタフ)。
驫木(とどろき)の塩見崎から見渡す日本海。
広い平面の海蝕台が海面にシルエットを表している。驫木(とどろき)の塩見崎。
鮮やかな柱状節理の上はウミウの糞で白い。枯れ野に色を添えるツルウメモドキ。
<白神山地遠望> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
深浦町の日本海沿岸を走る国道101号線はかつての大間越街道をなぞって秋田市と青森市を結ぶ。
舮作から岩崎に向かって南下すると白神岳の白い姿が突然目の前に現れた。
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崩山の大崩。白神岳。沢辺付近より。
松神のガンガラ穴付近の海岸から見る白神岳。
<夕日・漁り火> 青森県深浦町 2007年 12月 22日撮影
舮作崎からウェスパ椿山の海岸線で日本海に沈む夕日を眺めた。
このあたりは青森県で一番西の端に位置する。
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夕日。
海岸の茅が優しい色合いをしていた。
沈む夕日を雲が演出する。
海面までまん丸とはいかなかった。
太陽に代わって漁り火が見えてきた。
水平線上の漁り火は海岸の水際からは見えない。
<氷瀑> 青森県深浦町田野沢 JR五能線千畳敷駅前 2008年 2月 17日撮影
国道101号線と並行する五能線のプラットフォームに接するように切り立つ断崖からしみ出た水が凍って滝のようになっている。
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20〜30mありそうな断崖がつららで覆われている。
14:59 川部発 深浦行き普通列車がやって来た。
15:00千畳敷駅を出発する 川部発 深浦行き普通列車。ワンマン運転をしている。
氷瀑。
<水田風景> 青森県鰺ヶ沢町、深浦町 2008年 5月 10日撮影
西海岸の田んぼでは、代掻きが終わり田植えが始まっていた。
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赤石川沿いの田んぼ。
深浦付近の田んぼ。
<落日・千畳敷> 青森県深浦町田野沢 2008年 5月 16日撮影
深浦町で日本海に沈む夕日を見た。
水平線に没するまで、太陽がクッキリ見えた。
夕焼けに染まる雲が無い落日はシンプルだった。
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快晴の空に太陽だけが浮かんでいる。
没する太陽。
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