■青森県写真集■
青森県十和田市の 『蔦沼 』 の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
<蔦野鳥の森> 青森県十和田市蔦温泉 2006年 5月13日撮影
曇り空に時折雨粒が落ちる中、芽吹き始めた森を歩きました。
秘湯「蔦温泉」の裏山には6つの沼を巡る「蔦野鳥の森自然観察路」がありました。
約3kmの経路で出会ったのは5人だけ。最近、山菜採りの人が熊に襲われる事故が報道されていたので、少々怖かったです。
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一番大きな「蔦沼」で、写真を撮っている人に出会いました。秋の紅葉が素晴らしいと仰っていました。
青空の代わりに、湖面の青を背景にした新緑です。秋の紅葉も良いでしょうが、春の新緑もイイですね。
ブナの新緑を見上げました。首が痛くなりました。
ここでも、キクザキイチゲの可憐な花が咲いていました。ブナの葉が繁茂する前に樹間の陽光を求めて花開いているようでした。
長沼と菅沼です。どちらも透明度が高いようでした。
菅沼の上流側には水芭蕉が群生していました。沼が池から湿地へと変遷していく様でした。
菅沼の奥の方に水芭蕉の群落が出来ています。瓢箪沼は雪解け水が入る頃だけ池らしくなるようです。
<紅葉、蔦沼> 青森県十和田市 2006年 10月29日撮影
蔦沼の紅葉が朝のNHKで報じられていたので、行ってきました。
午前9時の蔦沼は、カメラマンたちが引き上げた後で、女性2人が静かに佇んでいるだけでした。
澄んだ空気の気持ちの良い秋の散策となりました。
十和田湖と奥入瀬渓流の素晴らしさを日本中に知らしめた大町桂月(おおまちけいげつ)は、本籍を青森県上北郡法奥沢村大字奥瀬字蔦野湯五番地に移し、旅を重ねた紀行作家として客死することなく、本籍地の蔦で息を引き取った。
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早朝のカメラの放列が引き上げた蔦沼は静けさを取り戻していました。
明るい湖岸の黄葉。
林床のシダの緑が目を引きます。
明るく爽やかなブナの黄葉。
カエデ類の紅葉が彩りを添えています。
春はミズバショウが咲いていた湿地でコマユミが赤く色づいていました。
水面に落ちた葉は生き生きとして見えます。
蔦沼から連なる小さな沼。
<紅葉・蔦沼> 青森県十和田市蔦温泉 2007年 10月 31日撮影
ようやく紅葉の盛りに快晴の朝日が射し込む瞬間が見られると、勇んで出かけました。
蔦沼のビューポイントにはカメラの三脚が列をなしていました。
幸い、テレビカメラの横にわずかなスペースがあったので、三脚を据えて朝日の到来を待ちました。
テレビカメラマンと暫し歓談するに、「一週間前に蔦温泉近くの紅葉はもう一歩だと思っていたが、今日は既に大量の落葉が沼に浮かんでいる。紅葉の最盛期と朝日が射し込む天候とが一致するタイミングに出会うことは大変難しい。朝日が射せば、V字型に明るい部分が広がって行き素晴らしいですよ。」とのことでした。
赤倉岳が薄赤くなり始めると、カメラマン達の談笑の声が止み、シャッターの音が連続して響き始めた。
V字のスペクタクルが終わるころ、早々と撤収するカメラマンが居り、シャッターチャンスが終わったことを教えられた。
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蔦沼に陽が射す前。
陽が昇るにつれ、影が細くなっていく。
影が二つに分かれた。
影が徐々に消えていく。
樹の幹が白く輝く。
黄葉。
赤倉岳。
<雪の蔦沼> 青森県 2009年 2月 22日撮影
大町桂月が愛した蔦温泉の裏にある蔦沼に行ってみた。
桂月が楽しんだという堅雪には早かったが、沢山の人の踏み痕をたどって容易に行くことができた。
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日差しのない雪雲に赤倉岳が霞んでいた。
清澄な雪。
芽吹きの準備を整えたブナの梢先が濃くなっていた。
蔦沼への道すがら。
蔦温泉。
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